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農畜産物

料理を引き立てる名脇役　爽やかな香りでおいしさアップ

大葉

基本情報

主な産地

高西地区土長地区香美地区

夏の食卓に欠かせない名脇役「大葉」。料理に少し加えるだけで、見た目も香りもグッとおいしさがアップします。高知県では、ハウス栽培で周年生産しています。一枚一枚丁寧に、人の手によってキズがないか確認しながら摘んで、収穫されます。

保存方法は、乾燥しないよう、濡れたキッチンペーパーに挟んだり、水の入った容器に柄を浸し、冷蔵庫で保存してください。

大葉の収穫時期

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

単位：月

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データで見る大葉

  • 成分含有量
  • シェアと供給地域
  • 歴史
成分含有量（可食部100gあたり）
  • エネルギー 32kcal
  • 水分 86.7g
  • 蛋白質 3.9g
  • 脂質 0.1g
  • 炭水化物 7.5g
  • 灰分 1.7g
  • ナトリウム 1mg
  • カリウム 500mg
  • カルシウム 230mg
  • マグネシウム 70mg
  • リン 70mg
  • 鉄 1.7mg
  • 亜鉛 1.3mg
  • カロテン 11000μg
  • ビタミンD (0)μg
  • ビタミンB1 0.13mg
  • ビタミンB2 0.34mg
  • ビタミンC 26mg
  • 食物繊維 7.3g

日本食品標準成分表2020年版（八訂）

歴史

●昭和43年に狭い面積で最大の収入収益につながる促成品の探索を重ねた結果、大阪府の守口や久宝寺地区で生産販売されている「青じそ＝大葉」に着目し、昭和44年に園芸連職員が露地で試験栽培を実施。昭和45年には南国市の農家でハウス実証試験を実施し、翌年には南国市の３戸の農家で本格的な栽培が始まった。
●他産地では、栽培技術、種子など門外不出のため、栽培を始めた農家は苦労を重ねやっとの思いで生産にこぎつけた。昭和48年には、南国市農協野菜集送センターに「大葉部会」が設立され生産も本格化した。
●「昭和」の時代にマッチした大葉は、全国の市場担当者が花形になるほどの売れ行きを見せた。各地の温泉街などで刺身などの宴会料理に欠かせない「ツマモノ」として発注が途切れることなく、本県および愛知の２大産地の拡大と同じスピードで相場も上伸した。
●その後、他産地の参入やバブル崩壊と相まって状況は変わるが、その中で産地として生き残りをかけ、少しでも安定した価格を確保するために予約的相対取引を実施、品質面では航空輸送の開始及び真空予冷の実施など、努力を重ねてきた。
●近年は、主体であった業務用の100gパックのみでなく、個包装規格（10g袋等）で一般消費者向けの消費拡大に繋がる販売も実施している。

出典：「高知県園芸連九十五年の歩み」より一部変更して記載

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