作文の部

特選

  • 全国コンクール「優秀賞」受賞

    ごはんだいすき

    小学校1年生

    弘島 琉伊(ひろしま るい) 高知市立潮江小学校

    ごはんだいすき

    高知市立潮江小学校 1年生 弘島 琉伊

     ぼくは、ごはんがだいすきです。あさごはんもばんごはんもごはんをたべています。ちいさいころから、ごはんをたくさんたべておおきくなりました。ごはんのなかでも、のりたまのふりかけごはんがいちばんすきです。いつもおかあさんがよういしてくれます。ぼくのいえのおこめは、えだがわにすんでいるおじさんがつくってくれるおこめです。
     このまえ、しんまいがとれたので、おじさんのいえまで、かぞくのみんなといっしょにとりにいきました。おとうさんがうんてんするくるまのまどから、たくさんのたんぼがみえました。おかあさんに、
    「おこめは、このたんぼでつくるがよ。」
    とおしえてもらいました。ぼくは、ひろいなあとおもいました。
     おじさんのいえへつくと、そうこからおこめのふくろをくるまにのせました。おとうさんが
    「このおこめは、るいのたいじゅうよりもおもいがで。」
    といっていました。そんなふくろをもつおとうさんは、ちからもちだなあとおもいました。
     いえへかえると、おじさんからもらってきたおこめをおかあさんがたいてくれました。たきたてのおこめは、まっしろでほかほかしていました。ぼくは、ひとくちたべました。とてもおいしくて、おにくといっしょにたくさんたべました。このおいしいおこめは、なんにちでできるのかなとおもいました。
     せんせいといっしょにたぶれっとでしらべてみました。「おこめができるまで」というどうがをみました。すると、おこめができるまで、いちねんかかることがわかりました。
     ぼくのだいすきなしろごはんは、おじさんがいちねんかんそだててつくってくれています。おじさんありがとう。これからも、おなかいっぱいたべようとおもいます。

    審査講評

    るいさんが、おじさんからもらったお米はおいしいなあと思ったのは、お父さんやお母さんといっしょにお米をもらいにいって、田んぼを見たり、お米がたくさん入ったふくろを車につんだりしたからかもしれません。おじさんにとって、るいさんがお米をよろこんで食べてくれることが一ばんうれしいことだと思います。そしてこの作文を読んだら、さらによろこんでくれることでしょう。
  • 仁井田米大好き

    小学校5年生

    森本 麻央(もりもと まお) 高知市立横内小学校

    仁井田米大好き

    高知市立横内小学校 5年生 森本 麻央

     わたしはお米が大好きです。特にお米で作るおにぎりが大好きです。理由は、お米がふっくっらしていて、おいしいからです。わたしが小さいころ、ひばあちゃんがお米をつくっていました。四万十町・窪川で、昔からつくられている仁井田米は、もちもちしていて、すごくおいしかったです。お米をつくってくれていたひばあちちゃんは、亡くなってしまったけど、つくってくれる人がいて、ひばあちゃんが亡くなっても、おいしい仁井田米を食べることができています。
     おばあちゃんは、
    「ひばあちゃんとひじいちゃんが残してくれたお米やき、大事に食べないかんね」
    といつも言っていました。そして、ひばあちちゃんとひじいちゃんの写真の前にお米を置いて、手を合わせます。わたしも手を合わせて、
    (いつもおいしいお米をありがとうございます)
    と、心の中で言います。
     ひばあちゃんとひじいちゃん、見てくれているかなぁと思いました。おばあちゃんが、
    「きっと、みてくれゆうよ」
    と、言ってくれてうれしくなりました。
     仁井田米は何にでもあいます。おにぎりはもちろん、焼き飯やチキンライスなどの味付けご飯にもあいます。わたしは、おばあちゃんが作ってくれるおにぎりが一番大好きです。前に、テレビを見ていた時、外国のご飯がうつっていました。パンばっかりだなと思っていたら、お母さんが、
    「日本に生まれてよかったねぇ」
    と、言っていました。本当にそのとおりだとうなずきました。
     これまで、おいしい仁井田米をしょうかいしてきましたが、実は九月からは、違う銘柄のお米も買っています。理由は、今までつくってくれていた人が高齢化でやめてしまったから、お米が作れなくなったからです。わたしは肩を落としました。
    (もう仁井田米は食べれないのかな)
    と、思いました。今までお米を買ったことがなかったので、どんな味なのかなと気になりました。お米コーナーに行くと、ひばあちゃんのお米が恋しくなりました。仁井田米は売っていました。でも、ひばあちゃんのお米がやっぱりおいしかったなと、ときどき思い出します。
     おばあちゃんは、わたしの塾の前に必ずおにぎりをつくってくれます。塾終わりにはお腹がすくので、塾の前におにぎりを食べます。
     わたしはおにぎりをほおばりながら、ひばあちゃんたちの写真を見ました。
    (ひばあちゃん、ありがとう)
    しっかりとお礼をつたえて、わたしは立ち上がり塾に向かいました。おいしいごはんに背中を押され、わたしは、これからも元気に頑張ります。

    審査講評

    仁井田米の米作りは、ひばあちゃんの時代から代々引き継がれ、麻央さんたちが食べることができていたのですね。そのことを当たり前だと思わず感謝しながらお米を食べていることが、素敵だなと思いました。ひばあちゃんやひじいちゃんもきっと喜んでくれていますよ。残念ながら、高齢化のために窪川での米作りはやめてしまったけれど、大好きなおにぎりをたくさん食べて、今まで以上にがんばってください。
  • アイ ラブ 米

    中学校1年生

    佐藤 瑠月(さとう るうな) 高知市立南海中学校

    アイ ラブ 米

    高知市立南海中学校 1年生 佐藤 瑠月

     お米は私たちにとって欠かせないものです。誰にでもお米の思い出があるでしょう。
     私はおかずがなくてもお米だけで食べられるくらいお米が大好きで、お米にはいろいろな思い出があります。
     私の家族はみんながお米を食べるし、育ち盛りの私たち兄妹にはお米が欠かせません。けれど、最近、異常気象や農家の高齢化などでお米が減少し、値段が前より高くなったというニュースをよく聞くようになりました。私は、この先お米が食べられなくなるのでは、と少し不安になりました。それでも、自分のお米を食べたいという欲に負けてしまい、学校でも家でも今までと変わらずたくさんお米を食べてしまいます。家ではあっという間にお米がなくなり、家族がピンチになった思い出があります。
     お米の粒を残して注意されたり、ご飯を炊くときにお米と水の量を間違えたりして、苦い思い出もあります。でも、上手くご飯が炊けたら家族のみんなが
    「めっちゃいいかたさやね。」
    「おいしく炊いてくれてありがとう。」
    と、褒めてくれて嬉しい思い出もあります。
     お米には、エネルギー源としての役割だけでなく、様々な栄養素をバランスよく摂取できる点や、腹持ちが良く満腹感が得やすいなどのメリットもあります。
     私は、お米を使った料理ではおにぎりが好きです。理由は、手軽に食べられるし、作ってくれた人の温かさや愛情が伝わりやすいからです。塩を振りかけたり、のりを巻いてアレンジしたりするだけで、お米本来の味がもっと楽しめます。心もお腹も満たすことができ、幸福感に包まれ、集中力も高まります。
     それに、私にはおにぎりについて大切な思い出があります。それは遠足や運動会などの大事なときに私が、
    「おにぎりがいい。」
    と言ったら毎回母が愛情のこもったおにぎりを作ってくれることです。他にも大事な行事のときや試合のときには毎回おにぎりが用意されていて、緊張していてもおにぎりを食べて緊張をほぐした思い出もあります。
     風邪をひいて食欲がないときでも、おかゆなら食べることができます。梅干しを入れたおかゆは特に好きで、これを食べるとパワーがわいてきて、すぐに元気になります。普段、母は仕事で忙しいけど、風邪を引いたときは仕事を休んで看病をしてくれます。いつものご飯も美味しいけど、病気のときに出してくれる愛情のこもったおかゆは最高です。
     中学校の給食では、お米を絶対におかわりしてクラスで一番お米を食べるから、「米食い王」と言われています。年に一度、「食べきリンピック」という、高知市の何校かの中学校が参加している行事があり、私の学校も参加しています。今年も「食べきリンピック」が行われ、私はものすごく貢献したと思います。特にお米。お米はいつもよりたくさん食べ、「今年こそは優勝するぞ」という思いで一週間お米を食べ続け、ついに結果発表の日、なんと私の学校が優勝しました。何年ぶりかの優勝で、私はすごく嬉しかったです。このまま毎日、残飯ゼロを続けて、次も絶対に優勝します。残さず美味しくいただくことが、作っている人への感謝の気持ちになるからです。
     このように、私の生活にはお米が欠かせません。みんなにも、お米の美味しさやその大切さを知ってほしいから、お米についてもっと調べたいです。そして、みんなにお米を好きになってほしいです。そのためにも、私も母に負けないくらい料理が上手になって、炊き込みご飯やチャーハン、オムライスにも挑戦したいです。
     アイ ラブ 米。

    審査講評

    「お米愛」に溢れた作文で、読んでいるこちらまで笑顔になってしまいました。中でも、「食べきリンピック」の取り組みは興味深く、それで優勝した中学校の仲間たちは素晴らしいですね。「米食い王」と呼ばれる瑠月さんの貢献度は、きっとナンバーワンだったのでしょう。
    お米は、エネルギー源としての役割だけではなく、試合前の緊張をほぐしたり、病気を治したりすることができるんですね。これからも、この「お米愛」をたくさんの人たちに伝えていってください。