作文の部

特選

  • 全国コンクール「優秀賞」受賞

    ごはんだいすき

    小学校1年生

    弘島 琉伊(ひろしま るい) 高知市立潮江小学校

    ごはんだいすき

    高知市立潮江小学校 1年生 弘島 琉伊

     ぼくは、ごはんがだいすきです。あさごはんもばんごはんもごはんをたべています。ちいさいころから、ごはんをたくさんたべておおきくなりました。ごはんのなかでも、のりたまのふりかけごはんがいちばんすきです。いつもおかあさんがよういしてくれます。ぼくのいえのおこめは、えだがわにすんでいるおじさんがつくってくれるおこめです。
     このまえ、しんまいがとれたので、おじさんのいえまで、かぞくのみんなといっしょにとりにいきました。おとうさんがうんてんするくるまのまどから、たくさんのたんぼがみえました。おかあさんに、
    「おこめは、このたんぼでつくるがよ。」
    とおしえてもらいました。ぼくは、ひろいなあとおもいました。
     おじさんのいえへつくと、そうこからおこめのふくろをくるまにのせました。おとうさんが
    「このおこめは、るいのたいじゅうよりもおもいがで。」
    といっていました。そんなふくろをもつおとうさんは、ちからもちだなあとおもいました。
     いえへかえると、おじさんからもらってきたおこめをおかあさんがたいてくれました。たきたてのおこめは、まっしろでほかほかしていました。ぼくは、ひとくちたべました。とてもおいしくて、おにくといっしょにたくさんたべました。このおいしいおこめは、なんにちでできるのかなとおもいました。
     せんせいといっしょにたぶれっとでしらべてみました。「おこめができるまで」というどうがをみました。すると、おこめができるまで、いちねんかかることがわかりました。
     ぼくのだいすきなしろごはんは、おじさんがいちねんかんそだててつくってくれています。おじさんありがとう。これからも、おなかいっぱいたべようとおもいます。

    審査講評

    るいさんが、おじさんからもらったお米はおいしいなあと思ったのは、お父さんやお母さんといっしょにお米をもらいにいって、田んぼを見たり、お米がたくさん入ったふくろを車につんだりしたからかもしれません。おじさんにとって、るいさんがお米をよろこんで食べてくれることが一ばんうれしいことだと思います。そしてこの作文を読んだら、さらによろこんでくれることでしょう。
  • 仁井田米大好き

    小学校5年生

    森本 麻央(もりもと まお) 高知市立横内小学校

    仁井田米大好き

    高知市立横内小学校 5年生 森本 麻央

     わたしはお米が大好きです。特にお米で作るおにぎりが大好きです。理由は、お米がふっくっらしていて、おいしいからです。わたしが小さいころ、ひばあちゃんがお米をつくっていました。四万十町・窪川で、昔からつくられている仁井田米は、もちもちしていて、すごくおいしかったです。お米をつくってくれていたひばあちちゃんは、亡くなってしまったけど、つくってくれる人がいて、ひばあちゃんが亡くなっても、おいしい仁井田米を食べることができています。
     おばあちゃんは、
    「ひばあちゃんとひじいちゃんが残してくれたお米やき、大事に食べないかんね」
    といつも言っていました。そして、ひばあちちゃんとひじいちゃんの写真の前にお米を置いて、手を合わせます。わたしも手を合わせて、
    (いつもおいしいお米をありがとうございます)
    と、心の中で言います。
     ひばあちゃんとひじいちゃん、見てくれているかなぁと思いました。おばあちゃんが、
    「きっと、みてくれゆうよ」
    と、言ってくれてうれしくなりました。
     仁井田米は何にでもあいます。おにぎりはもちろん、焼き飯やチキンライスなどの味付けご飯にもあいます。わたしは、おばあちゃんが作ってくれるおにぎりが一番大好きです。前に、テレビを見ていた時、外国のご飯がうつっていました。パンばっかりだなと思っていたら、お母さんが、
    「日本に生まれてよかったねぇ」
    と、言っていました。本当にそのとおりだとうなずきました。
     これまで、おいしい仁井田米をしょうかいしてきましたが、実は九月からは、違う銘柄のお米も買っています。理由は、今までつくってくれていた人が高齢化でやめてしまったから、お米が作れなくなったからです。わたしは肩を落としました。
    (もう仁井田米は食べれないのかな)
    と、思いました。今までお米を買ったことがなかったので、どんな味なのかなと気になりました。お米コーナーに行くと、ひばあちゃんのお米が恋しくなりました。仁井田米は売っていました。でも、ひばあちゃんのお米がやっぱりおいしかったなと、ときどき思い出します。
     おばあちゃんは、わたしの塾の前に必ずおにぎりをつくってくれます。塾終わりにはお腹がすくので、塾の前におにぎりを食べます。
     わたしはおにぎりをほおばりながら、ひばあちゃんたちの写真を見ました。
    (ひばあちゃん、ありがとう)
    しっかりとお礼をつたえて、わたしは立ち上がり塾に向かいました。おいしいごはんに背中を押され、わたしは、これからも元気に頑張ります。

    審査講評

    仁井田米の米作りは、ひばあちゃんの時代から代々引き継がれ、麻央さんたちが食べることができていたのですね。そのことを当たり前だと思わず感謝しながらお米を食べていることが、素敵だなと思いました。ひばあちゃんやひじいちゃんもきっと喜んでくれていますよ。残念ながら、高齢化のために窪川での米作りはやめてしまったけれど、大好きなおにぎりをたくさん食べて、今まで以上にがんばってください。
  • アイ ラブ 米

    中学校1年生

    佐藤 瑠月(さとう るうな) 高知市立南海中学校

    アイ ラブ 米

    高知市立南海中学校 1年生 佐藤 瑠月

     お米は私たちにとって欠かせないものです。誰にでもお米の思い出があるでしょう。
     私はおかずがなくてもお米だけで食べられるくらいお米が大好きで、お米にはいろいろな思い出があります。
     私の家族はみんながお米を食べるし、育ち盛りの私たち兄妹にはお米が欠かせません。けれど、最近、異常気象や農家の高齢化などでお米が減少し、値段が前より高くなったというニュースをよく聞くようになりました。私は、この先お米が食べられなくなるのでは、と少し不安になりました。それでも、自分のお米を食べたいという欲に負けてしまい、学校でも家でも今までと変わらずたくさんお米を食べてしまいます。家ではあっという間にお米がなくなり、家族がピンチになった思い出があります。
     お米の粒を残して注意されたり、ご飯を炊くときにお米と水の量を間違えたりして、苦い思い出もあります。でも、上手くご飯が炊けたら家族のみんなが
    「めっちゃいいかたさやね。」
    「おいしく炊いてくれてありがとう。」
    と、褒めてくれて嬉しい思い出もあります。
     お米には、エネルギー源としての役割だけでなく、様々な栄養素をバランスよく摂取できる点や、腹持ちが良く満腹感が得やすいなどのメリットもあります。
     私は、お米を使った料理ではおにぎりが好きです。理由は、手軽に食べられるし、作ってくれた人の温かさや愛情が伝わりやすいからです。塩を振りかけたり、のりを巻いてアレンジしたりするだけで、お米本来の味がもっと楽しめます。心もお腹も満たすことができ、幸福感に包まれ、集中力も高まります。
     それに、私にはおにぎりについて大切な思い出があります。それは遠足や運動会などの大事なときに私が、
    「おにぎりがいい。」
    と言ったら毎回母が愛情のこもったおにぎりを作ってくれることです。他にも大事な行事のときや試合のときには毎回おにぎりが用意されていて、緊張していてもおにぎりを食べて緊張をほぐした思い出もあります。
     風邪をひいて食欲がないときでも、おかゆなら食べることができます。梅干しを入れたおかゆは特に好きで、これを食べるとパワーがわいてきて、すぐに元気になります。普段、母は仕事で忙しいけど、風邪を引いたときは仕事を休んで看病をしてくれます。いつものご飯も美味しいけど、病気のときに出してくれる愛情のこもったおかゆは最高です。
     中学校の給食では、お米を絶対におかわりしてクラスで一番お米を食べるから、「米食い王」と言われています。年に一度、「食べきリンピック」という、高知市の何校かの中学校が参加している行事があり、私の学校も参加しています。今年も「食べきリンピック」が行われ、私はものすごく貢献したと思います。特にお米。お米はいつもよりたくさん食べ、「今年こそは優勝するぞ」という思いで一週間お米を食べ続け、ついに結果発表の日、なんと私の学校が優勝しました。何年ぶりかの優勝で、私はすごく嬉しかったです。このまま毎日、残飯ゼロを続けて、次も絶対に優勝します。残さず美味しくいただくことが、作っている人への感謝の気持ちになるからです。
     このように、私の生活にはお米が欠かせません。みんなにも、お米の美味しさやその大切さを知ってほしいから、お米についてもっと調べたいです。そして、みんなにお米を好きになってほしいです。そのためにも、私も母に負けないくらい料理が上手になって、炊き込みご飯やチャーハン、オムライスにも挑戦したいです。
     アイ ラブ 米。

    審査講評

    「お米愛」に溢れた作文で、読んでいるこちらまで笑顔になってしまいました。中でも、「食べきリンピック」の取り組みは興味深く、それで優勝した中学校の仲間たちは素晴らしいですね。「米食い王」と呼ばれる瑠月さんの貢献度は、きっとナンバーワンだったのでしょう。
    お米は、エネルギー源としての役割だけではなく、試合前の緊張をほぐしたり、病気を治したりすることができるんですね。これからも、この「お米愛」をたくさんの人たちに伝えていってください。

入選

  • 明日のお米

    小学校2年生

    岩原 類(いわはら るい) 香美市立山田小学校

    明日のお米

    香美市立山田小学校 2年生 岩原 類

     ぼくは、ごはんが大すきです。おかずを食べずにごはんばかりおかわりするので、お父さんに、
    「食べすぎで。もうやめちょきや。」
    と止められます。そう言うお父さんは、ぼくよりもっともりもりごはんをよそいます。
     ごはんのおともには、さけやふりかけも合いますが、ぼくはとくにしおおむすびがすきです。ちょっと海のあじがして、白いごはんがさらにおいしくなります。
     今年、スーパーのお米コーナーから、お米がなくなりました。あちこちのお店を回っても、お米が買えないことがありました。おばあちゃんは、
    「お米のねだんがすごく上がった。」
    と言いました。ぼくは、
    「明日のごはんが食べれんなったらどうしよう。」
    と、しんぞうがドキドキしました。
     お米コーナーで、一ばんやすいお米は、アメリカで作られたお米です。でも、お母さんはいつも、高知けんさんのお米を買います。高知の米のう家さんに、お米を作りつづけてほしいからだそうです。
     ぼくは、しょう来、そうり大じんになって、日本のお米をとりもどしたいです。みんながえ顔でお米を買えるように、日本ののう家さんをまもって、ふやしていきたいです。どうやってふやしていくかは、まだ考え中ですが、たくさんの人に、
    「米のう家になりたい!」と、思ってもらえるような方ほうを、見つけないといけません。
     今日ぼくが食べているお米がおいしいのは、のう家さんが気もちをこめて作ってくれているからだと思います。ぼくは、明日もあさってもずっと、日本のお米が食べたいです。

  • おばあちゃんのしおむすび

    小学校2年生

    寺﨑 千晄(てらさき ちあき) 須崎市立浦ノ内小学校

    おばあちゃんのしおむすび

    須崎市立浦ノ内小学校 2年生 寺﨑 千晄

     わたしのお父さんは九しゅうの佐賀けん出しんです。佐賀にはおじいちゃんとおばあちゃんがすんでいます。佐賀はとおいので、一年に一回しか会えません。おばあちゃんは会う前に電話で「何が食べたい。」と聞きます。わたしは毎年「しおむすびが食べたい。」とこたえます。
     あついときやつかれたとき、おばあちゃんのしおむすびが食べたくなります。このおむすびは、ほかのだれにもまねできないおいしさです。ちょっとあたたかくて、ふわっとかるくて、しょっぱすぎなくて、おこめのあまみが口いっぱいにひろがります。どうやって作るのか聞くと「てきとう。」とわらいます。でもその「てきとう。」がいつもちょうどいいしおあじだからすごいのです。おばあちゃんはしおむすびの天才だと思います。
     高知でも食べたくて作り方をおぼえました。おちゃわんにごはんを半分くらい入れて、まん中にあなをあけて、しおを少し入れます。おちゃわんをくるくるころがして丸くして、ラップの上にのせます。しあげのしおをさっとふり、あつさをがまんしてやさしくにぎったらできあがりです。できたおむすびはめんたいこやうんぜんハムといっしょに家族で食べました。しあわせって、こんなあじなんだとわたしは思いました。
     おばあちゃんにはなかなか会えないけれど、このあじをずっとおぼえていたいです。佐賀のおこめはつぶが大きくて、キラキラ光って、いいにおいで、もちもちで、とてもあまいです。高知のおこめもおいしいけれど、やっぱりおばあちゃんのしおむすびには佐賀のおこめがぴったりです。
     今年も家族で佐賀に行きます。電話がかかってきたら、「しおむすび、六こおねがい。」って言うつもりです。わたしの分が四こで、妹の分が二こです。

  • 毎日食べるお米をわたしの力にかえて

    小学校2年生

    橋本 葵(はしもと あおい) 高知市立小高坂小学校

    毎日食べるお米をわたしの力にかえて

    高知市立小高坂小学校 2年生 橋本 葵

     「オン ユア マークス、セット」この言ばを聞くとやってやるぞ、と体中に力がわいてきます。
     わたしは今、りく上をがんばっています。コーチでもあるお父さんは、「食べることは走ることと同じくらい大じなこと。」
    と言います。ごはんは食じのバランスをよくし、体をうごかすエネルギーのもとになるそうです。だから、わたしは毎日かならずごはんを食べるようにしています。
     わたしが毎日食べているお米は、おじいちゃんとおばあちゃんが一生けんめいそだててくれたお米です。春には田んぼをたがやして水をはって田うえをしていました。夏のあつい日でも休まず、毎日田んぼのおせ話をしていました。台風や天気も気にしながら大切にそだててくれています。
     できた新米は、あまくてもちもちしていて本当においしいです。おかずもふりかけもいらないほどです。いつもよりもりもりごはんを食べるわたしを見て、おじいちゃんは
    「あおいがそんなにおいしそうに食べてくれたき、がんばって作ったかいがあったなあ。」
    と言ってわらっていました。おばあちゃんもにこにこしていてなんだかわたしまでうれしい気もちになりました。
     わたしは二人の作るお米がだいすきです。なぜなら、二人が一生けんめいに作ったお米にはがんばる力がつまっていると思うからです。どんなにれんしゅうでつかれても、ごはんを食べると力が出ます。毎日食べるお米をわたしの力にかえて、りく上をもっともっとがんばりたいです。
     そして、いつもおいしいお米を作ってくれる二人に「ありがとう」とつたえたいです。これからもお米をたくさん食べて力いっぱい走ります。

  • お父さんのたまごかけごはん

    小学校2年生

    林 蓮(はやし れん) 高知市立三里小学校

    お父さんのたまごかけごはん

    高知市立三里小学校 2年生 林 蓮

     あさごはんを食べているとき、お父さんがこっそりと立って、れいぞうこからたまごを出しました。
     そして、ごはんの上で、たまごをパカッとわって、どーんとかけて、しおをかけました。ぼくがじーっと見ていたら
    「れんも食べるかい。」
    とお父さんが言いました。
    「ぼくも食べたい。」
    と、言うと、お父さんが作ったばかりのたまごかけごはんをぼくにくれました。
     ぼくは、たまごかけごはんを食べるのは、はじめてです。この日がたまごかけごはんとのはじめての出あいでした。
     一口食べたしゅんかん、
    (なにこれ、おいしい)
    とろとろしたたまごがごはんといっしょに、なっておいしくなっていました。(なぜこんなにおいしいんだろう)
    と考えました。
     たまごだけだったら、とろとろしているだけだけど、ごはんといっしょに食べるから、おいしさアップしてるんだと思いました。
     たまごは、ごはんにあう!
    「おいしいね。また食べたい。」と、言うと、
    「たまに食べるからおいしいがよ。」
    と、言ったので、こんど食べるときが楽しみになりました。お父さんは、
    「おこめがおいしいき、たまごかけごはんもおいしいがよ。」
    と、言ったので、ぼくも(本とだ)と思いました。
     お父さんもぼくもごはんをもっともっとたべたいです。
     たくさん食べるには、おこめがもっとやすくなったらいいなと思いました。おこめがもう少しやすくなったら、もっとたまごかけごはんを食べられると考えたからです。

  • ばあばの塩むすび

    小学校5年生

    岡田 瑛介(おかだ えいすけ) 高知市立横浜新町小学校

    ばあばの塩むすび

    高知市立横浜新町小学校 5年生 岡田 瑛介

    「ばあばの塩むすび最高。」
    ぼくは、すぐ近くに住むおばちゃんがにぎってくれた塩むすびをもぐもぐ食べました。お米と塩の味が口いっぱいになって、特に、塩加減が良い感じでした。
     ぼくは、六月に熱を出してから食欲がなくなって、あまりご飯が食べられなくなりました。お母さんが心配して、病院へ連れて行ってくれました。おなかのレントゲンを撮っても悪いところが見つからなくて、様子を見ることにしました。体重が二キログラムへって、家族やおじいちゃん、おばあちゃんも心配して、七月に別の病院へ行きました。血液検査をしても、悪い所が見つからなくて、また様子を見ることになりました。それからも、食欲があったりなかったりしました。
     夏休みになって、お昼ごはんに、おばあちゃんが塩むすびを作ってくれました。ぼくは、あまり食欲がないのになと思いながら塩むすびを一口食べました。すると、思った以上においしくて、もう一口食べました。やっぱりおいしくて、全部食べました。
     それから、ぼくは、塩むすびならおいしく食べられると思って、家でも、お母さんといっしょに作ってみました。できた塩むすびは、おいしかったけど、おばあちゃんの塩むすびのほうがおいしかったと思いました。
    「ばあばの塩むすびの方がおいしかった。」
    と言うと、お母さんが、
    「塩がちがうんじゃない?」
    と言いました。ぼくは、ご飯もやわらか過ぎるんじゃないかなと思いました。いろいろ考えているうちに、ぼくは、もっとおいしい塩むすびを作りたくなりました。そして、そうするためには、おばあちゃんといっしょに作るのが一番いいと思いました。
     次の日、おばあちゃんちに行って、いっしょに塩むすびを作りました。「ばあばが使っている塩ってどれなが。」
    とぼくが聞くと、おばあちゃんは、
    「これ。おにぎりの塩。」
    とびんを見せてくれました。ぼくは、ただの塩じゃなかったと思いました。
     そして、お米がたけると、熱々のご飯をボウルに入れて、おにぎりの塩を入れて混ぜました。混ぜる時は、おしゃもじでご飯を切るようにします。その後、ラップの上にご飯をのせて、にぎりました。ぼくは、おじいちゃんとお母さんの分も作りました。みんなで、「おいしい。」と言いながら食べました。ぼくも、いつもより、おいしいと思いました。
     おばあちゃんの塩むすびのおかげで、ぼくの食欲も元にもどってきました。もうすぐ、遠くに住んでいる安芸のおばあちゃんから新米が届きます。その新米で、最高の塩むすびを作りたいと思います。これからもおいしい塩むすびで、元気いっぱいがんばりたいと思います。

  • 私達の大切なお米

    小学校5年生

    金岡 香甫(かなおか かほ) 高知市立横内小学校

    私達の大切なお米

    高知市立横内小学校 5年生 金岡 香甫

     私の家では、食事のときは、ほとんど毎食お米を食べています。だから、そのままの白米や少し変身した炊き込みご飯、チキンライス、カレーが大好きです。
     前に授業で米作りについて勉強しました。私は、今まで米作りは、田に苗を植えて水をかけたりして、実まで待つとそう思っていました。しかし、米作りはそう簡単ではなく、様々な作業があると知りました。まず、米を田に植える前に、春から苗づくりをしたり、四月後半から、五月にかけて、田をおこします。そして水田の土を平らになるように代かきをして、六月にやっと田植えをし、秋にしゅうかくするそうです。こんなにたくさんの時間がかかっていることを知りおどろきました。これからは当たり前のように食べるのではなく、農家の方に感謝の気持ちを持って食べたいと思いました。
     しかし、最近ではお米にたくさんの問題が出てきています。例えば、お米の消費量が減った、1960年後半から米が余らないように生産量をおさえる「生産調整」という取り組みを国が始めていたことや温暖化、後継者不足などがその問題の原因となっています。生産調整によりお米の生産量が減って、今は価格が高騰しています。また、温暖化によって気温の高い「高温障害」で育てている米が枯れ、しゅうかく量が減ることにもつながっています。
     第一の問題はお米の生産量や消費量の現象です。私は、お米の生産量や消費量を増やすために、保育園や学校で。お米作りを体験してもらって、お米をつくることのやりがいや楽しさにふれられる機会をつくってみてはどうかと思いました。またお米作りの後継者を作っていくことや、お米を加工した新商品を作り、お米をたくさんの人に食べてもらうと、その問題を解決できる一歩になるのではないかと考えました。それを多くの人に知ってもらうために、お米作りの農家の人たちはたくさんの苦労や努力をして、たくさんの人に食べてもらもらえるお米を作っていることを宣伝し、消費者側も知ることが大切だと思います。
     私達の知らないところでも、お米農家さんたちは、たくさんの人にお米をおいしく食べてもらえるようにがんばってくれています。その努力が一人でも多くの人に伝わって、お米を身近に感じられるようになってほしいです。そのために、私達がふだんからお米を食べたり、イベントに参加したりと私達消費者にできることはたくさんあります。それを一人ひとりが意識することで、お米の問題の解決につながり、より良い未来になっていくのではないかと思います。私の大好きなお米が多くの人にとって身近な食べ物になっていくことを私は願っています。

  • 感謝をこめて、いただきます

    小学校5年生

    神林 柚子(かんばやし ゆず) 四万十町立仁井田小学校

    感謝をこめて、いただきます

    四万十町立仁井田小学校 5年生 神林 柚子

     私は、二種類のお米を食べています。一つは、遠い群馬に住んでいるおじちゃんが送ってくれるお米。もう一つは、毎日学校の給食で食べている仁井田米です。どちらもとてもおいしいです。
     家ではふだん、群馬のおじいちゃんからお米を送ってもらって食べています。おじいちゃんは八十一さいになりました。最近背中が丸まってきたけど、元気にお米や野菜を育てています。私が夏休みに遊びに行ったときは、野菜のお世話を少し休んで遊んでくれます。私は、おじいちゃんと一緒にたっきゅうで対戦するのが大好きです。
     おじいちゃんから大きな段ボールで届くお米の中には、いつも群馬の新聞に「ゆずちゃんへ」と書かれた包みがあって、それを開けるとお菓子が二つ入っています。私はいつもそのお菓子を開けるのが楽しみです。届いたお米を精米して、すい飯器でたくとたきたてのご飯はいい香りがします。食べると、とてもおいしいです。おじいちゃんがふだんから大切に育ててきたお米を送ってくれるおかげで毎日おいしいご飯が食べることができていると思うと感謝の気持ちでいっぱいです。田んぼのお世話はすごく大変だと思うけど、体に気をつけて長生きしてがんばってほしいです。
     給食では、地元の仁井田米を食べています。私の住んでいる四万十町の仁井田地域は寒暖の差がありお米がとてもおいしい地域です。私も学校の田んぼで五月に田植え、十月には稲刈りを一年生の時から毎年やっています。秋に稲刈りをしたあとにお父さん、お母さんや地域の人たちと収穫感謝祭をします。みんなで新米をたくさん食べたときは、本当においしくて忘れられない味でした。地域のお世話になっている人に私達の作ったお米をプレゼントしました。群馬のお米もおいしいけど、給食で食べている仁井田米は、かむほど甘い味がして、おいしいです。私が給食で好きなメニューは、シャケのマヨネーズあえとコロッケです。唐揚も好きです。どれもご飯が進むおかずでとてもおいしいです。給食ではほとんど毎日仁井田米が食べられてありがたいです。仁井田米は本当においしいのでみんなに食べてもらいたいです。地域のお米農家さんにもがんばってもらいたいです。
     また、私はおにぎりを食べるのも好きです。おにぎりを食べるとき私は、「塩むすび」か「梅干し」を入れます。理由は、しょっぱいものと酸っぱいものが好きだからです。うちのお母さんの梅干しは特別酸っぱいです。でも、ご飯には、その「しょっぱい塩」と「酸っぱい梅干し」がとても合っておいしいと思います。これからも、毎日おじいちゃんとお米農家さんに感謝しながら、おいしいお米をたくさん食べたいです。

  • 一粒のお米に込められた思い

    中学校2年生

    佐田 韻羽(さだ おとは) 日高村立日高中学校

    一粒のお米に込められた思い

    日高村立日高中学校 2年生 佐田 韻羽

     私はお米がすごく大好きです。その理由はお米一粒一粒にお米だけしか味わえない美味しさや甘さがあったり、お米には白ご飯、炊き込みご飯、おにぎりなど、そういったバリエーションがたくさんあるからです。私は、ほぼ毎日、お米を食べています。どんなに苦しいときや、悲しいとき、風邪をひいてしまったときもお米を食べると安心します。お米は私にとって元気になる源です。いつも学校から帰ってきて夜ご飯を食べる時、炊きたての白ご飯食べると不思議と力が湧いてきます。また、お米は季節や行事ごとにも欠かせない存在です。秋には新米、冬にはお餅、春には桜でんぶがかかったちらし寿司など形や味を変えながら私達の暮らしにいつも寄り添ってくれています。
     実際に私は家族全員で一緒に夜ご飯を食べることができていません。お父さんは仕事で忙しいです。弟たちも習い事や最近はよさこいの練習もしていました。それについて行ってくれるお母さんも、夕方から夜まで帰ってきません。だから私は夜、一人で食事をしています。たまに家族で夜ご飯を食べるときには、とても安心します。私はその時、弟たちやお母さんお父さんも皆のために頑張っているから「自分も精一杯力を出し切れるようにお米を食べて頑張らなきゃ」と気づきました。
     私は最近まで吹奏楽部のコンクールがあったため、毎日夏休みも休日の練習の日にもかかわらずお母さんにお弁当を作ってもらっていました。そしてコンクール本番の日、お母さんには私が大好きなおにぎりを作ってもらいました。お母さんが朝早くから起きて一生懸命作ってくれたおにぎりには「頑張れ」という思いが込もった宝物のような気がしました。そしておにぎりを食べ終わったあとに挑んだコンクールの結果は金賞でした。本番で全力を出し切れたのは
    、お母さんの思いが込もったおにぎりのおかげです。そして、これまでたくさんの人が応援してくれたおかげでもありました。その時私は今までたくさんの人に支えられてきたり、お米を食べたことによってこんなに力が出し切れるんだと感じました。私はどれだけ幸せな人なんだろうと思いました。
     ですが最近、コメ価格が高くなっていき、お米を買う人も当たり前に買うことができない状況になってきています。コメ価格が高くなっている理由は異常気象による収穫量の減少、生産コストの上昇などのいくつかの原因が起こっているからです。
     でも、私は今もお米を毎日食べることができています。私のおじいちゃんもお米を作っていて、直接稲を刈ってから精米する様子を見ました。その様子を見て、私はその時強く感じました。今、私は当たり前にお米を食べることができているけどその理由は私のおじいちゃんや米農家さん達が皆にお米を食べてもらって笑顔にさせることができるように一生懸命頑張ってお米を作っていることが改めて思い知らされました。
     これから先、どこで暮らしても、お米は私の心のふるさとです。一粒一粒に込められた米農家さんたちの思いや、家族と囲む食卓の温かさを忘れずに、お米を大切に味わい続けます。そして私は、これからもお米とともに生きていきます。