審査講評 開催回の選択: 2025(第50回) 2024(第49回) 2023(第48回) 2022(第47回) 2021(第46回) 高知県令和2年度 2019(第44回) 作文の部 高知市教育委員会 学力向上推進員 片岡忠三 第50回という節目の回となる令和7年度「ごはん・お米とわたし」作文・図画高知県コンクールの部において、小学校47編、中学校31編、合計78編の個性溢れるすばらしい作品が寄せられました。 今年も、昨年と同様に中学校からの作文の応募が非常に多く、それぞれお米とのかかわり方は違っていますが、どの作品も、お米を通して家族や地域の方々との交流がいきいきと描かれており、改めてお米のよさ、すばらしさを感じとることができました。 それらの中から、次に紹介する皆さんの作品が特選に選ばれました。ほんとうにおめでとうございます。 特選 ごはんだいすき 高知市立潮江小学校 1年生 弘島 琉伊(ひろしま るい) るいさんが、おじさんからもらったお米はおいしいなあと思ったのは、お父さんやお母さんといっしょにお米をもらいにいって、田んぼを見たり、お米がたくさん入ったふくろを車につんだりしたからかもしれません。おじさんにとって、るいさんがお米をよろこんで食べてくれることが一ばんうれしいことだと思います。そしてこの作文を読んだら、さらによろこんでくれることでしょう。 仁井田米大好き 高知市立横内小学校 5年生 森本 麻央(もりもと まお) 仁井田米の米作りは、ひばあちゃんの時代から代々引き継がれ、麻央さんたちが食べることができていたのですね。そのことを当たり前だと思わず感謝しながらお米を食べていることが、素敵だなと思いました。ひばあちゃんやひじいちゃんもきっと喜んでくれていますよ。残念ながら、高齢化のために窪川での米作りはやめてしまったけれど、大好きなおにぎりをたくさん食べて、今まで以上にがんばってください。 アイ ラブ 米 高知市立南海中学校 1年生 佐藤 瑠月(さとう るうな) 「お米愛」に溢れた作文で、読んでいるこちらまで笑顔になってしまいました。中でも、「食べきリンピック」の取り組みは興味深く、それで優勝した中学校の仲間たちは素晴らしいですね。「米食い王」と呼ばれる瑠月さんの貢献度は、きっとナンバーワンだったのでしょう。 お米は、エネルギー源としての役割だけではなく、試合前の緊張をほぐしたり、病気を治したりすることができるんですね。これからも、この「お米愛」をたくさんの人たちに伝えていってください。 作品を見る 今回は3編の特選作品を紹介しましたが、この他にも8編の入選、8編の佳作が選ばれました。 作文を書くことは、自分の生活をじっくりと見つめ直すことになります。また、物事を正しく認識する力を育てることにもなります。 ごはんやお米が私たちの生活の中にあるのは、当たり前のように思っていたけれども、去年からの米不足によって、改めてそのありがたさが分かったという作文がたくさんありました。また、おにぎり作りを通して、父母、兄弟姉妹、祖父母との交流を描いた作品もありました。お米を中心にして家族のつながりが強くなっていることは、とてもうれしいことです。 文章を書くことは、簡単なことではありませんが、先に述べたように書いて分かる、書いて気がつくことも少なくありません。今後も書くことを続け自分を高めていってください。 来年も、たくさんのすばらしい作品に出合えることを楽しみにしています。 図画の部 高知県美術家協会会長 山岡良仁 受賞された皆さん本当におめでとうございます。今年は、9月30日にJA高知ビルにて、寺山亜希デザイナーとJA高知中央会の山之内部長と共に審査をさせていただきました。 応募条件として作品の課題は「毎日のごはんでおいしかったことや家族とのコミュニケーション、お米・ごはん食に関しての思い出や考えたことなどを、素直な気持ちで自由に表現する」というものでした。今年は昨年より多くの出品を期待していましたが、出品数が少なかったのは残念でした。子どもらしい感性で、素直に表現しているものや、根気強く丁寧に最後まで仕上げたものを高く評価しました。 特選に選ばれました6名の皆さんの作品について講評します。 特選 大好きなおにぎり いの町立伊野南小学校 3年生 古味 由里菜(こみ ゆりな) 山岡審査員…遊園地でしょうか、屋外で大きなおにぎりにかぶりついている様子を画面いっぱいに描いています。お昼のお弁当を広げて大好きなおにぎりを食べている楽しい思いが伝わってくる作品です。 寺山審査員…大好きなおにぎりが入ったお弁当と、笑顔が印象的です。おにぎりのご飯粒の細かさに「好き」が詰まっている感じがしました。 おかわり! 高知市立初月小学校 3年生 千頭 永(ちかみ はるか) 山岡審査員…食卓を囲んで、炊きたてのごはんをおかわりしている場面を描きました。ごはんの入った炊飯器を中心に置き、手前にごはんをよそっている人物の一部を大きく描き、後ろに食卓を囲んでいる様子を描いた、構図のよさが光っています。細かいところを丁寧に描いた表現力の確かさが感じられます。 寺山審査員…お茶碗とお箸を持った姿に躍動感を感じます。人の表情が面白しく、食卓の明るさも伝わってきます。 ほかほかごはん できた! 高知大学教育学部附属小学校 4年生 山﨑 早玲(やまさき さりい) 山岡審査員…キャンプで自分たちで炊いたごはんが出来た時の喜びが、女の子の表情や画面全体から感じられる絵に仕上がっています。緩やかな色の変化や、混色による色合いの工夫により場面の雰囲気が醸し出されて迫力のある絵に仕上がっています。 寺山審査員…炊き立ちご飯の神々しさと周りの人々の表情が面白い。楽しかったキャンプでの出来事もよく伝わります。 早く食べたい!おじいちゃんの新米 香南市立香我美小学校 5年生 石川 七海(いしかわ ななみ) 山岡審査員…画面いっぱいに新米を収穫するおじいちゃんの姿を描いています。画面からはみ出るほどに斜めに人物を入れることで力強い画面構成となっています。表現力が確かで、丁寧な着色や色彩の変化も上手に描かれており、収穫の喜びがよく表わされています。 寺山審査員…おじいちゃんが一生懸命お米を作っていることをちゃんと見ているんだなと思いました。背景も丁寧に描かれていました。 今年も豊作になれ 高知大学教育学部附属小学校 6年生 柳瀬 成彩(やなせ なりさ) 山岡審査員…田植えの様子を6年生らしい遠近感のある構図で描ききりました。人物の体の動きの表現力に優れています。特に着衣の色の変化が巧みで、青と黄色の対比する強い色使いが力強い絵に仕上がっています。遠景のトラクターや田植え機、建物なども丁寧にしっかり描けています。 寺山審査員…生産者の連携作業が伝わります。全体的にブルー系統でまとめた彩色がきれい。 今日の朝もTKG 安芸市立安芸中学校 3年生 川竹 美桜(かわたけ みお) 山岡審査員…朝食の卵かけごはんの様子を中学生らしい描写力で仕上げました。卵のヌルっとした質感がとてもよく出ています。人物の表現も自然で、色彩感覚のよさが画面に表れており、朝の透き通った空気感が背景の風景からも感じられます。 寺山審査員…TKGが1日の元気の元になっているように感じました。卵が割れてご飯にかかる瞬間もうまく表現されています。 作品を見る
作文の部
高知市教育委員会 学力向上推進員 片岡忠三
今年も、昨年と同様に中学校からの作文の応募が非常に多く、それぞれお米とのかかわり方は違っていますが、どの作品も、お米を通して家族や地域の方々との交流がいきいきと描かれており、改めてお米のよさ、すばらしさを感じとることができました。
それらの中から、次に紹介する皆さんの作品が特選に選ばれました。ほんとうにおめでとうございます。
特選
ごはんだいすき 高知市立潮江小学校 1年生 弘島 琉伊(ひろしま るい)
仁井田米大好き 高知市立横内小学校 5年生 森本 麻央(もりもと まお)
アイ ラブ 米 高知市立南海中学校 1年生 佐藤 瑠月(さとう るうな)
お米は、エネルギー源としての役割だけではなく、試合前の緊張をほぐしたり、病気を治したりすることができるんですね。これからも、この「お米愛」をたくさんの人たちに伝えていってください。
作文を書くことは、自分の生活をじっくりと見つめ直すことになります。また、物事を正しく認識する力を育てることにもなります。
ごはんやお米が私たちの生活の中にあるのは、当たり前のように思っていたけれども、去年からの米不足によって、改めてそのありがたさが分かったという作文がたくさんありました。また、おにぎり作りを通して、父母、兄弟姉妹、祖父母との交流を描いた作品もありました。お米を中心にして家族のつながりが強くなっていることは、とてもうれしいことです。
文章を書くことは、簡単なことではありませんが、先に述べたように書いて分かる、書いて気がつくことも少なくありません。今後も書くことを続け自分を高めていってください。
来年も、たくさんのすばらしい作品に出合えることを楽しみにしています。
図画の部
高知県美術家協会会長 山岡良仁
応募条件として作品の課題は「毎日のごはんでおいしかったことや家族とのコミュニケーション、お米・ごはん食に関しての思い出や考えたことなどを、素直な気持ちで自由に表現する」というものでした。今年は昨年より多くの出品を期待していましたが、出品数が少なかったのは残念でした。子どもらしい感性で、素直に表現しているものや、根気強く丁寧に最後まで仕上げたものを高く評価しました。
特選に選ばれました6名の皆さんの作品について講評します。
特選
大好きなおにぎり いの町立伊野南小学校 3年生 古味 由里菜(こみ ゆりな)
寺山審査員…大好きなおにぎりが入ったお弁当と、笑顔が印象的です。おにぎりのご飯粒の細かさに「好き」が詰まっている感じがしました。
おかわり! 高知市立初月小学校 3年生 千頭 永(ちかみ はるか)
寺山審査員…お茶碗とお箸を持った姿に躍動感を感じます。人の表情が面白しく、食卓の明るさも伝わってきます。
ほかほかごはん できた! 高知大学教育学部附属小学校 4年生 山﨑 早玲(やまさき さりい)
寺山審査員…炊き立ちご飯の神々しさと周りの人々の表情が面白い。楽しかったキャンプでの出来事もよく伝わります。
早く食べたい!おじいちゃんの新米 香南市立香我美小学校 5年生 石川 七海(いしかわ ななみ)
寺山審査員…おじいちゃんが一生懸命お米を作っていることをちゃんと見ているんだなと思いました。背景も丁寧に描かれていました。
今年も豊作になれ 高知大学教育学部附属小学校 6年生 柳瀬 成彩(やなせ なりさ)
寺山審査員…生産者の連携作業が伝わります。全体的にブルー系統でまとめた彩色がきれい。
今日の朝もTKG 安芸市立安芸中学校 3年生 川竹 美桜(かわたけ みお)
寺山審査員…TKGが1日の元気の元になっているように感じました。卵が割れてご飯にかかる瞬間もうまく表現されています。