GREEN CARNATION flowers（グリーン カーネーション フラワーズ）

「生花だけでなくグリーン（植物）もインテリアとして楽しんでもらいたいですね。花と器、植物と器との組み合わせでも、また違った感じに見えると思います」と話すのは、四万十市にある「グリーンカーネーション」の中平優さん・由紀さん夫婦。トレンドも意識したナチュラルテイストな店内には、植物のある暮らしを楽しめるインテリア雑貨など幅広い商品が並びます。
「高知は花の種類が意外と多い。トルコギキョウは常に在庫があるくらい好きな花ですし、グロリオサもおめでたい時に利用します。ブルースターのようなかわいらしい花もありますよね」。黒潮町産のダリアやカスミソウを使ってイベント装飾を行うこともあるという中平さん。以前は、結婚式の会場装花などで生花を多く取り扱っていました、時代の流れに加えてコロナ禍でブライダル需要が減少し、現在は贈答用が中心。お客様に色や雰囲気などイメージを聞き、全体の調和を意識して作り上げています。
「生花は長持ちするものもあれば短いものもありますが、その時だけのもの。あの時にこんな花束をもらったという、記憶に残るようなものを提案できればと思っています」。誕生日や記念日などお客様の特別な日に、花を通じて寄り添います。

※広報誌「こうぐり」2023年3月号より（内容は取材当時のものです）