BOIS(ブア)様のお話
生きている花を感じていつもと違う気持ちになれるような、そんなお手伝いがきればといいなと思います
昨年11月に10周年を迎えた「BOIS(ブア)」。「最近は一本一本を際立たせるような花束を作ることが多くなりました。シンプルで洗練されたものを求められる方が増えましたね」と話すのは、店長の秋田さゆりさん。近年の花の需要の変化から、2年前に店内のコンセプトを大きく変更したとのこと。仕入れる生花を厳選して、壁色も花々の色合いがより際立つように白から黒に塗り替え、店内全体をシックで落ち着いた雰囲気にしました。
「素材がシンプルになるにつれてアレンジは難しくなるのですが、お花同士のメリハリや質感の違いを活かして組み合わせるようにしています」。この日のメインの花束も高低差をつけることで、それぞれの花の特徴を表現。グラデーションを意識しながら、開いたときに大きくなるユリなどは重心を下に、面のあるものは下へは持ってきすぎずに、上下や左右に出してバランスを取りながら作っています。「地に生えているイメージを持ってもらえたら、お家でも生けやすいのではないかな」と、生ける時のポイントも教えてくれました。
花を引き立てるアイテムとして花瓶選びも大事だと感じている秋田店長。「花瓶を見せていただければ、その花瓶に一番合う花を一緒に考えます。生きている花を感じていつもと違う気持ちになれるような、そんなお手伝いがきればといいなと思います」。生花それぞれの持つ花の魅力をスタッフのアレンジが引き出しています。
※広報誌「こうぐり」2023年1月号より(内容は取材当時のものです)
「素材がシンプルになるにつれてアレンジは難しくなるのですが、お花同士のメリハリや質感の違いを活かして組み合わせるようにしています」。この日のメインの花束も高低差をつけることで、それぞれの花の特徴を表現。グラデーションを意識しながら、開いたときに大きくなるユリなどは重心を下に、面のあるものは下へは持ってきすぎずに、上下や左右に出してバランスを取りながら作っています。「地に生えているイメージを持ってもらえたら、お家でも生けやすいのではないかな」と、生ける時のポイントも教えてくれました。
花を引き立てるアイテムとして花瓶選びも大事だと感じている秋田店長。「花瓶を見せていただければ、その花瓶に一番合う花を一緒に考えます。生きている花を感じていつもと違う気持ちになれるような、そんなお手伝いがきればといいなと思います」。生花それぞれの持つ花の魅力をスタッフのアレンジが引き出しています。
※広報誌「こうぐり」2023年1月号より(内容は取材当時のものです)