JA高知県の柑橘どころである香美地区山北管内で、温室せとかの出荷が始まりました。JA高知県香美地区果樹部せとか部会では、10人の生産者が148アールで栽培しています。今年度は秋以降の天候に恵まれ昨年よりも糖度が高く、食味も良好。出荷量は約35トンを見込んでいます。
せとかは、「清見」に「アンコール」を掛け合わせた品種に「マーコット」を交配したもの。皮がむきやすく、高糖度、香りが高く果汁がたっぷりなのが特徴で、「柑橘の女王様」と呼ばれています。同部会では全てハウスで育てており、糖度は12度ほど。出荷規格の中でも商品価値の高い2Lや3Lのサイズにこだわって栽培しています。また、糖度を上げるためにかん水の調節が重要ですが、抑えすぎると木が弱って、次年に実をつけなくなることもあり、熟練の生産者でもそのさじ加減に苦労します。手塩に掛けて育てたせとかは、今年は1月30日より出荷が始まりました。2月下旬には収穫最盛期を迎え、出荷は3月末まで続きます。9割が県内に流通しており、一部県外市場(東京)へも出荷しています。
試食もご用意致しますので、旬を迎えた温室せとかを、ぜひご取材ください。
1.取材日時:令和7年2月18日(火)午前9時~
2.集合場所:JA高知県 香美地区 山北果樹集出荷場(香南市香我美町山北1307)
※8時50分頃までにお集まりください。ほ場までご案内いたします。
3.取材内容等
・試食
・部会長へのインタビュー
※ほ場はせとかの生育状態により決定致しますので、当日お知らせいたします。
取材終了時刻は11時を予定しております。
4.当日の対応者
・JA高知県香美地区果樹部せとか部会 部会長 野村圭司(のむら・けいし)
・同地区 山北果樹集出荷場 課長 藤本和弘(ふじもと・かずひろ)
5.その他
軽装でお越しください。
<本件に関する問い合わせ>
※取材にお越しの際には2月17日(月)17時までにご連絡ください。
JA高知県 香美地区本部 企画組合員課(広報担当:岩﨑)TEL:0887-56-0121