JA高知県の柑橘どころである香美地区山北管内で、きんかんの出荷が始まりました。同地区で栽培するきんかんは全てハウスで育てており、糖度は18度ほどで(露地みかんは11度ほど)フルーツのように甘く、生で皮ごと食べられるのが特徴です。実だけでなく軸の周りも色付いた完熟した状態で出荷し、「フルーツきんかん」として販売しています。
JA高知県香美地区果樹部温室金柑研究会では、8人の生産者が57アールで栽培しており、1月14日より出荷が始まりました。今年は夏の猛暑や冬の干ばつ等天候不順が続き、付きが遅く出荷が例年よりも遅くなったものの、糖度も順調に上昇しており、出荷量は約7トンを見込んでいます。2月上旬に収穫最盛期を迎え、出荷は3月まで続きます。
生産者が収穫・選別・荷造りまでを行って集出荷場へ運び込みJAから出荷する、個選共販の仕組みを採用。約9割が県内で販売され、関西や関東にも出荷しています。
試食もご用意致しますので、旬を迎えるハウスきんかんを、ぜひご取材ください。
1.取材日時:令和7年1月20日(月) 午前9時~
2.集合場所:JA高知県 香美地区 山北果樹集出荷場(香南市香我美町山北1307)
※8時50分頃までにお集まりください。ほ場までご案内いたします。
3.取材内容
・収穫の様子(ほ場)
・生産者へのインタビュー
・生産者によるおいしいきんかんの見分け方
・試食
4.当日の対応者
JA高知県香美地区果樹部温室金柑研究会 代表 山崎淳(やまさき・あつし)
同地区 山北果樹集出荷場 課長 藤本和弘(ふじもと・かずひろ)
同地区 香我美購買課 営農指導担当 山田桂一(やまだ・けいいち)