ＪＡ高知県香美地区果樹部は10月27日（金）～29日（日）の３日間、「とさのさとアグリコレット」（高知市）にて、「山北みかんフェスティバル」を開催します。生産者が店頭に立ち、極早生みかん（袋・箱）などを販売します。

ＪＡ高知県香美地区管内で、露地みかんの収穫が最盛期を迎えています。同地区で栽培される「山北みかん」の歴史は古く、1855年（安政２年）に当時の山北村の農家が温州ミカンの苗木を取り寄せたのが始まりです。露地栽培の極早生品種は９月中旬頃より収穫が始まっており、早生品種が10月下旬から収穫時期を迎え、11月下旬に最盛期となります。水はけの良い斜面を活用し、不安定な気候の中でも高糖度な “おいしいみかん”を、心を込めて育んでいます。今年は夏場の高温乾燥、６月の線状降水帯の発生や８月の大雨で影響が出た実があるものの品質維持に努め、例年同様の仕上がりとなっています。

イベント当日は若いパワー、果樹青年部で盛り上げます！　ぜひ、ご取材ください。

【イベント概要】

１. 日　　時：2023年10月27日（金）～ 29日（日）　午前10時～午後４時

２. 場　　所：とさのさと　アグリコレット　店頭・店内イベントスペース

（高知市北御座10-10）

３. 販売品：〇極早生みかん　箱売り（1箱5㎏）　3500円

〇極早生みかん　1袋　300円　　　　　　　　　など

４．取材対応者

〇ＪＡ高知県 香美地区 果樹部 果樹青年部　　部会長：公文(くもん)　俊介(しゅんすけ)（27日）

副部会長：柳本(やなぎもと)　佳洋(よしひろ) （28日）

副部会長：水田(みずた)　 賢(たか)宏(ひろ) （29日）

〇同地区 山北購買課　担当：横谷(よこだに)

山北みかんメモ

◎ＪＡ高知県 香美地区 果樹部露地みかん部会では、部員171人が153ヘクタールで栽培しています。今年度は約3000トン程度の出荷を見込んでいます。

◎マルチ栽培（タイベックマルチ）では、雨が土に染み込まず水分量が少なくなることで水分ストレスがかかり、細胞内の成分を濃くして糖分などが増えることで、糖度が高く栽培できます。また、太陽光が反射し下からも光が当たることで、木全体の成熟期も揃い、紅も濃くムラ無く色づきます。

◎山北果樹集出荷場での共選（共同選果）は、光センサー選果機で糖酸度等を測定し、精度の高い選果を行っています。

＜本件に関する問い合わせ＞※取材にお越しの際には10月26日（木）までにご連絡ください。

ＪＡ高知県 香美地区本部 組合員課（広報担当：田村）TEL：0887-56-0121