JA高知県の柑橘どころである香美地区山北で、初夏の柑橘・なつみの出荷が始まります。JA高知県香美地区果樹部南津海(なつみ)研究会では、6人の生産者が60アールでハウス栽培しています。
少しボコボコした見た目のなつみは、「カラマンダリン」と「吉浦ポンカン」を交配したもので、果汁が多く濃厚な甘みと程よい酸味が特徴。「初夏においしく食べることができるみかん」として名付けられました。酸が高いので、収穫までの約1年の間、樹で完熟させます。酸を減らすには樹で完熟させるのはもちろん、かん水をする必要がありますが、掛け過ぎると「浮き皮」になってしまうため熟練の生産者でも苦労しています。今年は天候にも恵まれ酸抜けが良く、例年通りの出荷となり、品質・食味ともに例年以上に良好です。
同地区では3月15日より収穫を始め、3月20日より県内量販店で販売開始。現在収穫最盛期を迎え、出荷は5月上旬まで続きます。主に県内に出荷され、東京や大阪にも出荷しています。今年の出荷量は25トンと、例年並みの見込みです。
試食もご用意致しますので、短い旬を迎えるなつみをぜひご取材ください。
1.取材日時:2023年4月14日(金) 午前9時~
2.集合場所:JA高知県 香美地区 山北果樹集出荷場(香南市香我美町山北1307)
※8時50分頃までにお集まりください。圃場までご案内いたします。
3.取材内容
・収穫の様子(圃場)
・試食
・池添哲治代表へのインタビュー
4.当日の対応者
・JA高知県香美地区果樹部 南津海研究会 池添 哲治(いけぞえ・てつじ)代表
・同地区 山北果樹集出荷場(担当:藤本)
5.その他
マスクを着用の上、軽装でお越しください。
※今回取材して頂く圃場は、池添さんの圃場ではございません。
<本件に関する問い合わせ>※取材にお越しの際には4月12日(水)までにご連絡ください。
JA高知県 香美地区本部 企画組合員課(広報担当:田村)TEL:0887-56-0121