南国市の冬の風物詩、漬物用ダイコン干しが同市上野田で本格化しています。JA高知県出資農業生産法人㈱南国スタイルは、12月15日に南国市の後免野田小学校の児童とともにダイコンの収穫作業を行います。
この地域は、1970年頃に漬物用ダイコンの生産が盛んでしたが、年々生産者が減少。半世紀続く伝統も最後の1戸になり、生産者が中止を検討していた中、同法人が「地域の伝統を残したい」と生産を始めました。収穫したダイコンは、2本を藁で結束した後、洗い機に通して泥を落とし、竹と木材で組み上げた干し台「はで木」にぶら下げ、2~3週間天日干した後、県内の漬物業者に出荷。収穫量は約2,200~2,800本を見込んでいます。
地元小学生児童を対象とした今回の取り組みは、地域の伝統を知ってもらおうと始め、今年で8年目。播種や収穫などを体験するの場として毎年実施しており、10月上旬に約4アールの畑で児童らが種まきをしたダイコンを収穫します。
南国市で今の時期だけ見られる風景と、地域の伝統を残す取り組みを一緒に行う子どもたちの様子を、ぜひご取材ください。
1.取材日
2022年12月15日(木) 午前10時30分頃~
2.取材場所
高知県南国市西山の畑(添付地図参照)
(南国市西山301付近)
3.取材内容
・児童たちがダイコンを収穫する様子
・洗い機で泥を落としている様子
・児童、㈱南国スタイルなど関係者のコメント
4.当日の対応者
JA高知県土長地区出資 農業生産法人
(株)南国スタイル 中村(なかむら)文隆(ふみたか)専務(℡:088-855-3179)
5.その他
・小学校へは取材許可を取っています。
・雨天の場合は、当日に収穫の可否を判断します。
<本件に関する問い合わせ>
取材に来られる際には、前日正午までに下記までご連絡ください。
JA高知県 土長地区組合員課(担当:森光)TEL:088-863-2416