JA高知県の柑橘どころである香美地区山北管内で、温室せとかの出荷が始まりました。JA高知県香美地区果樹部温室せとか部会では、12人の生産者が181アールで栽培しています。今年度は秋以降の天候に恵まれ昨年よりも糖度が高く、食味も良好な仕上がりで、出荷量は約52トンを見込んでおります。
せとかは、清見にアンコールを掛け合わせた品種にマーコットを交配したもの。皮がむきやすく、高糖度、香りが高く果汁がたっぷりなのが特徴で、「柑橘の女王」と呼ばれています。
同部会では全てハウスで育てており、糖度は12度ほど。出荷規格の中でも商品価値の高い2Lや3Lのサイズにこだわって栽培しています。サイズは摘果で決まり、熟練の生産者でさえバランスよく摘果するのは難しいと言います。また、糖度を上げるために水分コントロールを行いますが、水分を抑えすぎると木が弱り、次年に実をつけなくなることもあり、そのさじ加減に苦労します。手塩に掛けて育てたせとかは、1月27日より出荷が始まり、2月下旬には収穫最盛期を迎え、出荷は3月末まで続きます。95%が県内に流通しており、一部県外市場(東京)へも出荷しています。
試食もご用意致しますので、旬を迎えた温室せとかを、ぜひご取材ください。
1.取材日時:2022年2月2日(水)
①午前8時30分~(集出荷場の取材の方)
②午前9時~ (ほ場のみの取材の方)
2.集合場所:JA高知県 香美地区 山北果樹集出荷場(香南市香我美町山北1307)
※①の方は8時30分にお集まりください。
※②の方は9時にお集まりください。ほ場までご案内いたします。
3.取材内容等
・(①の方のみ)山北集出荷場での選果の様子
・収穫の様子(圃場)
・試食
・部会長へのインタビュー
※ほ場はせとかの生育状態により決定致しますので、当日お知らせいたします。
※取材終了時刻は11:00を予定しております。
4.当日の対応者
・JA高知県香美地区果樹部温室せとか部会 部会長 野村 圭司(のむら・けいし)
・同地区 山北果樹集出荷場 (担当:藤本)
・同地区 野市購買課 (担当:森)
5.その他
マスクを着用の上、軽装でお越しください。
<本件に関する問い合わせ>
※取材にお越しの際には2月1日(火)までにご連絡ください。
JA高知県 香美地区本部 企画組合員課(広報担当:田中)TEL:0887-56-0121