JA高知県からのお知らせ

11月23日は小ねぎ記念日♪「やっこねぎ」の収穫本格化

JA高知県香美地区管内では「やっこねぎ」の栽培が盛んで、JA高知県香美地区園芸部やっこねぎ部会では部員95戸が約35ヘクタールで栽培しています。香美市土佐山田町が発祥のやっこねぎは、県内で生産する小ねぎの中でも最も生産量が多く、香りも歯触りもとてもやわらかいのが特徴です。今年の品質は、昨年並みに良好で1,600トンの出荷を目指しています。

当地区ではハウスで周年栽培しており、播種前には土壌検査を実施し、元肥・追肥の施肥設計、水やりや、温度、病害虫防除の対策を徹底し、高品質なやっこねぎを栽培しています。種まきをしてから夏場は60~70日、冬場は90~100日程度で収穫。収穫後は不要な葉を除去する「そぐり」(調整作業)を手作業で行い、量販店に並ぶ前に腐敗し返品を防ぐ「事故品」ゼロを目指し、部会で取り組んでいます。そぐり作業後は、1ケース30束(1束×100g)に仕上げて、出荷場へ搬入しています。出荷の際は、高知県農業技術センターが開発したパーシャルシール包装(袋の中を低酸素・高二酸化炭素状態にして呼吸と消耗を押さえる特殊技術)により鮮度を保ち、主に関西を中心に出荷しています。

11月23日は「小ねぎ記念日」です。11月下旬ごろに小ねぎの生産量が増え、鍋などにもよく使われる季節であることと、11月23日が「勤労感謝の日」であり「ねぎらいの日」(葱来らいと読む語呂合わせ)に由来し、小ねぎ主産県5県(JA全農みやぎ、JA高知県、JA全農ふくれん、JA全農おおいた、JAグループ佐賀)で組織する「小ねぎ主産地協議会」が、日本記念日協会へ登録申請を行い制定されました。周年栽培のやっこねぎの収穫最盛期は4月~5月で、夏場に減った収穫量が、10月下旬頃より再び増え出し、収穫が本格化しています。

やっこねぎは、生で薬味にするのはもちろん、火を通し煮たり、炒めたりするとグンと甘みとコクが増します。生産者おすすめ料理も用意致しますので、ぜひご取材ください。

1.取材日時:2021年11月23日(火)午前9時30分~

2.集合場所:JA高知県 香美地区 土佐山田支所 南側駐車場(香美市土佐山田町百石町2-2-48)
※午前9時30分にお集まりください。集合後、圃場までご案内いたします。

3.取材内容
・収穫の様子(圃場)
・部会長へのインタビュー
・やっこねぎ料理の試食(圃場での撮影後)
(かつおのたたき、やっこねぎクラッカー、高知サラダ、やっこねぎおにぎり)

4.当日の対応者
・同地区 園芸部やっこねぎ部会 宮地泰範(みやぢ・やすのり)部会長
・同地区 土佐山田支所 土佐山田購買課(やっこねぎ担当:小原)

5.その他
マスクを着用の上、軽装でお越しください。

*「やっこねぎ」メモ・名前の由来*
①小ねぎの種に「奴」という品種があったこと
②やっこ凧が空に舞い上がるように価格も上がれと願ったこと
③冷や奴のやっこ

<本リリースに関する当JAへのお問い合わせ先>
※取材にお越しの際には11月22日(月)までにご連絡ください
JA高知県 香美地区本部 組合員課(広報担当:田中)TEL:0887-56-0121