JA高知県からのお知らせ

令和6年3月1日 当組合ホームページ掲示「「甘長とうがらし(土佐甘とう)」からの適用外農薬成分の検出について」の続報

みだしのことにつきまして、令和6年2月28日(水)、JAグループの残留農薬自主検査で、当JA土長地区南国営農経済センター管内の1生産者の「甘長とうがらし」から農薬成分の「アセフェート」が食品衛生法で定められた残留基準値を超えて検出された件につきまして、「アセフェート」の代謝物である「メタミドホス」の検査結果をご報告致します。

「メタミドホス」は、国認可の検査機関で検査を行った結果、0.18ppm(食品衛生法上「甘長とうがらし」の残留農薬基準値は0.01ppm)の値で、併せて検査した「アセフェート」の検査値は0.55ppmでした。

【農薬成分の健康面への影響】
「アセフェート」および「メタミドホス」検出濃度では、健康被害の恐れはないと思われます。

(「1日摂取許容量(ADI)」を超えない)
※「1日摂取許容量(ADI)」とは、人が毎日、一生涯、食べ続けても、健康被害が生じないと考えられる量で、「甘長とうがらし」では、体重50kgの人が毎日およそ90.8gを食べ続ける量になります。

また、当該生産者が収穫・出荷した「甘長とうがらし」は、当JAより2月14日から2月27日の間、県外・県内の市場等に152.25㎏出荷しており回収に取り組んでいるところです。