安芸地区、生産者、安芸農業振興センター、管内の各市町村でつくるJA高知県安芸地区消費拡大連絡協議会は3月7日、豊洲市場内のキッチンスタジオ「フレッシュ・ラボ」で「なす祭りin豊洲」を開きました。東京シティ青果(株)の協力で、市場の仲買人やバイヤーに地元野菜の美味しさをPRしました。
試食宣伝では、協議会メンバーが調理した「なすのたたき」約300人分を用意。
仲買人らにレシピを添えて配りました。試食した人は「高知のナスは美味しい」「ナスは素揚げと相性がいい」と好評でした。
出前授業も行い、安芸市でナスを栽培する尾木浩子さんが、天敵昆虫を使った環境保全型農業や協議会の活動、ナスに含まれるコリンエステルの交感神経抑制作用などを紹介。参加したバイヤーは「優れた環境で栽培されていることが分かり、高知のナスを積極的に取り扱いたい」と話していました。
同JA常務で協議会の安岡憲保会長は「なす祭りは市場関係者や消費者の方々と交流を深め、取り組みをPRする絶好の機会。今後も力を入れていきたい」と話していました。
同協議会は、エコ野菜のおいしい食べ方や環境保全型農業など、日本一のナス産地の取り組みを知ってもらおうと、料理講習会や出前授業など毎年全国各地で開催しています。