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宿毛市内小学校児童がモミジ植樹 山、川、海のつながり学習 

宿毛市の松田川小学校と大島小学校の6年生22人は2月3日、宿毛市農林漁業協同組合連絡協議会のメンバーと日平農村公園にイロハモミジの苗木150本を植えました。クワで穴を掘って苗木を植え、肥料をまいて成長を願いました。

  

同協議会は、宿毛市森林組合やすくも湾漁協、JA高知県宿毛支所などで構成し、農・林・漁にまたがる水流域の水源涵養の学習として、毎年市内の児童らを招いて植樹を行っています。今年は植樹の前後に海と山の学習と坂本ダムの見学も行いました。

 

宿毛海上保安署の尾崎晟人さんは、児童への環境クイズを通して「山と海はつながっていて、山を大切にすることが海をきれいにします」と説明。宿毛市森林組合の岡崎匡介組合長は「山には多様な働きがあり、お金に換算すると年間70兆円の役割があります。植樹は山の力を守る第一歩」と呼びかけました。

同協議会の浦尻和伸会長は「協議会メンバーは植樹に加え、海の日には松田川の清掃活動もしています。協同組合が連携するこの取り組みが、他の市町村にも広がることを期待しています」と話しました。