地区からのお知らせ

女性部教室で染め物体験 玉ネギと五倍子を利用

女性部幡多地区は1月28日、四万十市の幡多地区本部で女性部教室を開きました。今年度最後の教室で、この日は土居八榮子さんを講師に染め物教室を開き、管内の女性10人が参加しました。

 

参加者は生成りの無地のストール、ハンカチ、エコバッグの中から染めたい布を選び、玉ネギの皮または五倍子(ごばいし)を使って染めました。五倍子はウルシ科のヌルデの木にできた虫瘤のことを言い、染料として使われます。

 

参加者は土居さんに習い、模様を出すためにところどころの布を絞った後、玉ネギの皮または五倍子を煮出して染め液を作って布を浸けました。媒染液に浸け、布が液から出ないように時々混ぜて水洗い。再度、煮染めて水洗いし、軽く洗って完成させました。

 

上の写真は五倍子で染めたストールで、とてもきれいな色が出ました。土居さんは「自然からの恵みに感謝しながら、草木染めを楽しみましょう」と呼びかけました。