女性部幡多地区とJA高知県幡多地区は10月17日、地区本部で「家の光・健康大会」を開きました。部員270人が参加し、体験発表や講演、アトラクションなどを楽しみました。
【JA女性組織綱領を読み上げる参加者】 【踊りや歌、演奏を披露したアトラクション】
同大会は、家の光協会が発行する『家の光』等の活用を通じて食と健康に関する知識を習得し、協同活動を進めることを目的に開いています。今年の体験発表では、JA全国女性組織協議会会長賞を受賞した大月支部の竹田和世さんと、中村支部の土居八榮子さん、三崎支部の樋口美也さんが発表しました。
【左から竹田和世さん、土居八榮子さん、樋口美也さん】
竹田さんは『家の光』別冊付録の「わたしノート」をもとに、終活に取り組んでいることを紹介。「残された時間を大事に、心豊かに過ごしたい」と話しました。土居さんは『家の光』が女性部活動の道しるべになっていると話し、自己改革の寸劇を披露したことなどを紹介。樋口さんは餅加工や園児の食農教育などの活動を紹介し、「これからも地域に密着した活動を続けたい」とまとめました。
講演は「自分らしく生きるために ~健康に役立つ音楽、音楽療法について知ろう~」と題して、土佐町在住の音楽療法士、鈴木琴栄さんが行いました。
【音楽療法士の鈴木琴栄さん】【講演に聞き入る参加者】【鈴木さん演奏のギターに合わせて合唱】
鈴木さんは「音楽には身体的・心理的・社会的・霊的レベルにおいて効果があり、音楽療法士は医療・福祉・教育・コミュニティそれぞれの領域で活動している」と説明。音楽療法士の働きかけで、泣き叫ぶ子どもや失語症の成人女性、認知症の高齢男性が対話に参加する様子を、ビデオ動画で紹介しました。参加者は熱心に聞き入り、講演最後は鈴木さんが奏でるギターに合わせて全員で「もみじ」を合唱しました。
【中村支部と宿毛支部手作り弁当】 【女性部手作り加工品の販売】 【家の光図書の特価販売】
講演後には、女性部中村支部と宿毛支部による手作り弁当をいただき、加工品や手芸品、家の光図書の販売ブースも賑わいました。