仁淀川地区の助けあい組織「赤い褌(ふんどし)隊」は2月26日、佐川支所の加工場でみその仕込み作業を行い、隊員25人が参加しました。
「仕込んだみそを家族に食べてもらい、喜んでもらいたい」と2015年から取り組んでおり、今回で5回目の取り組みとなります。原料の大豆は、佐川町の耕作放棄地で栽培し、2月上旬、同隊の中村卓司隊長が中心となり、昔ながらの脱穀機を使い手作業で脱穀をしたものを使用しました。
仕込み当日は、前日から吸水させていた大豆を圧力鍋で煮る工程から。
隊員は柔らかくなるまで煮た大豆を冷ましながら米麹と混ぜ、ミンチ状にして丸めた「みそ玉」を桶にたたきつけて空気を抜きながら詰めていきました。
仕込んだみそは、各自で持ち帰り半年ほど熟成させて自家用に使うほか、隊員が毎年開催しているイベントにも使用する予定です。