JA土佐あき(現JA高知県)と全共連高知県本部 は12月11日、安芸市立井ノ口小学校で1年生~4年生50人に「ガンバレ!介助犬!JA共済はたらくワンワンランド」を開きました。
交通事故被害者の社会復帰を応援する活動の一環で、次世代を担う子どもたちに介助犬を理解してもらうとともに介助犬育成の輪を広げようと、管内で2回目の開催となります。
長野県の奥原ちはるさんと一緒に暮らす介助犬のヴィヴィ(10)が、紛失物の捜索や狭い道での介助のデモンストレーションを実演。児童は上手に介助するヴィヴィに、大きな拍手を送りました。日本介助犬協会のスタッフは「介助犬は電車や飲食店などに一緒に入ることができるが、まれに断られるケースがある。皆で介助犬のことを広めてほしい」と呼びかけました。
4年生の男子児童は「介助犬のことを知らなかったので勉強になった。家で家族に話したい」と話しました。
JAは介助犬を主人公にした絵本を小学校へ寄贈。北支所の清遠忠之所長は「介助犬の優しさに触れて、優しい大人になってほしい。このような地域貢献活動を今後も続けたい」と話しました。