幡多地区 女性部三崎支部は
高知県土佐清水市管内で活動しています。
10月4日、三崎支所の下ノ段(しものだん)地区に古くから伝わる伝統料理「おしぬき」を作りました。
斧積(おのづみ)コミュニティーセンターにて部員内外から23人が集まりました。
おしぬきとは、トゲトゲがついたフユイチゴの葉っぱを使った押し寿司です。
葉は金たわしでこするとトゲがきれいに取れるそう。
フユイチゴの葉を2枚使い、少し重ねて型枠の形にかたどって切ります。
具材はきざみ昆布、干しシイタケを甘辛く味つけしたもの。
型枠に詰める際、葉の裏と表を間違えないように気をつけます。
体重をかけてぐーっと押して出来上がり♬
昔は結婚式でも作られ、そのころからフユイチゴの葉や具材も以前と変わりません。
現在でも皿鉢に盛り込んだり、お盆、お祭りなどに作るこの地域定番のお寿司です。
週に1回は家で作ると言う講師を務めた継田美里さんは実演しながらみんなにアドバイスしていました。
完成した後はみんなで会食。同支部弘田知美支部長は「久しぶりにたくさん集まってにぎやかにできて良かった」
と話し閉会。参加者らも「おいしい。具材はアレンジして作るのもいいね」と笑顔で話していました。