地区・組織からのお知らせ

極早生桃「ちよひめ」出荷

JA高知県南国市管内の稲生地区の農家が組織する南国市稲生果樹研究会は6月8日、極早生桃「ちよひめ」の目慣らし会を開きました。

同地区の中澤康男さんのほ場で、生産者や市場関係者、JA職員ら計15人が実の熟れ具合や糖度を確認しました。

 

「ちよひめ」は、桃の中でも早く収穫できる品種の1つで、同地区の主力です。

今年は記録的な暖冬と、春先の降雨が少なかったことで昨年よりやや小ぶりとなりましたが、糖度は平均11.7度と甘い桃に仕上がりました。

今年は例年とほぼ同時期で6月9日から収穫が始まり、10日から出荷作業を始めました。

1週間から10日間ほどの短期間で各農家が収穫した桃を稲生園芸集出荷場に持ち込み、箱詰めしてから共同出荷します。

 

10年以上前から桃を栽培する同会長・中澤さんは「今年は昨年に比べて少し小ぶりだった。梅雨が本格化する前に収穫して良い状態で出荷したい」と話します。

今年は、農家11戸で昨年の1654パック上回る出荷を目指していきます