南国市の㈱スウィーツは5月8日、室戸市吉良川町特産のサツマイモ「西山金時」を使用した「西山金時スウィートポテトロール」の販売を開始しました。こだわりの生地でオリジナルのクリームを包んだスイーツ。素材の持ち味を生かし、まるでサツマイモそのもののような口どけを実現しています。
「室戸を世界にアピールするスイーツを作ってほしい」という室戸ジオパーク推進協議会からの依頼が商品化のきっかけ。同社の春田聖史社長は「素材へのリスペクトから、西山金時の美味しさを最大限に活かしたスイーツを目指した。他にはない味をアピールしていきたい」と意気込みます。
素材の味を引き出すため、フレーバーやリキュール、ベーキングパウダーを使用せず、小麦粉も極限まで減らした独自の生地を開発。契約農家から取り寄せる牛乳で作ったオリジナルのクリームを包み、室戸海洋深層水の塩気とザクザクとした食感のクランブルをアクセントに添えました。
昨年12月には、「にっぽんの宝物 JAPANグランプリ2019」のスイーツ部門でグランプリを受賞。一般販売に先立って4月19日に開かれたオンラインの試食会には、先行販売での購入した約30人が参加。購入者からは「素材の味がしてすごく美味しい。甘すぎないので、子どもにも安心してあげられる」と好評でした。
高知市の「とさのさとアグリコレット」やマルナカ奈半利店、サニーマート一部店舗、道の駅風良里、高知龍馬空港、県内の駅などで販売予定です。自慢のスイーツを、ぜひご堪能ください。