地区からのお知らせ

安全な地域づくりに役立てて 消防指令車等を寄贈

幡多中央消防組合(中平正宏組合長)は2月28日、四万十市の同組合四万十消防署で、消防指令車とバウアーコンプレッサーの受納式を開きました。安全な地域づくりに役立ててもらおうと、同車両等を寄贈したJA高知県とJA共済連高知に感謝状を贈り、有効活用を誓いました。

 

消防指令車は、平時の事務連絡や防火広報のほか、事故や火災出動時の指揮支援活動、水難事故発生時のトレーラー牽引など、多岐にわたって使われます。一方、バウアーコンプレッサーは、潜水用や火災時の呼吸器用ボンベの充填に使われます。同組合にこれまでコンプレッサーはなく、業者にボンベの充填を依頼していたため、今後は迅速な対応と経費削減を見込めます。

 

中平組合長は「消防指令車とバウアーコンプレッサーによって、より一層スピーディーに人命救助活動ができます。有効に活用させていただき、市民の安全安心を守っていきたいです」と力を込めました。

JA高知県とJA共済連高知は、地域貢献活動の一環として、1973年から県内の消防署に救急車などを寄贈しています。幡多地区管内で消防指令車の寄贈は2台目で、バウアーコンプレッサーの寄贈は初めてです。