南国市園芸部オクラ部会は、6月4日、令和1(平成31)園芸年度オクラ生産者大会を開き、
生産者や取引会社など約40人が出席しました。
大会では、最初に西川部会長より挨拶を行った後、取引会社6社と営農販売事業本部が
それぞれ情勢報告を行い、生産者との意見交換を行いました。
取引会社からは「産地の情報を市場が共有できるようにしたい」
「台風等の心配があるが、気象条件によって大きく出荷に影響のないように事前の対策をお願いしたい」
などの要望がありました。
また、質疑応答では「年間を通して品質はどうか?」という質問に対し、
「品質が特に悪くなる時期はなく、輸送条件や出荷形態により一定の品質は確保できている」
という回答がありました。その他にも質問があり、取引会社との活発な情報交換ができました。
その後、南国スタイルと共同で試験を行った、オクラの機械定植の様子を動画で流しました。
生産者からは「機械を使うことで作業の軽減となる」などの声も聞こえましたが、
作業料金や委託先など課題もある為、振興センターよりアンケート調査を行いました。
その後、JA職員から病害虫などの営農情報の説明を受け、
今年の生産者大会は終了しました。