地区・組織からのお知らせ

30年度は88頭を捕獲 南国市鳥獣被害対策協議会総会

南国市鳥獣被害対策協議会は5月30日、久礼田支所において平成30年度通常総会を開催し、約30名が出席しました。
昨年度から市役所に事務局が移ったことにより、協議会の運営について議論が大きく展開していました。
また、役員改選では引き続き、平田修三さんが会長に選任され、すべての議案が承認されました。

協議会では30年度に88頭の鳥獣(イノシシ、鹿)を捕獲。
29年度の155頭に比べると、約半分に減少しています。
近年の傾向としては、タケノコや水稲への被害が目立ち、被害の割合はイノシシが多く占めています。

また、鹿の数も少しずつ増えてきているそうです。

総会後には、【野生鳥獣に強い県づくり事業】の一環として支援集落に設置した、自動監視カメラの映像を

四国自然史科学研究センター葦田さんのもと、確認しました。

カメラには、イノシシ、シカ、タヌキ、ウサギ、ハクビシン、キツネ、アナグマ、タカなどの

鳥獣が映り込んでいました。
葦田さんによると、最近はキツネが多くみられるそうで、栗、タケノコの時期が最も鳥獣が集まりやすいそうです。

↑キツネ               ↑シカ

 

また、水稲への被害が多いことから、

『田植え後は電気柵等を設置し、収穫後はすきこみを行ってほしい!』

と参加者らに呼び掛けました。