JA高知女性組織協議会は2月20日、高知市で第50回高知県JA女性大会を開きました。JA女性組織活動の成果と課題を共有するとともに、JA女性組織同士の交流や、活動事例を学ぶことで組織の活性化につなげ、JA女性組織メンバーの意思を結集することが目的です。同協議会の宮地幸会長は「次期3か年のテーマをもとに、部員同士で協力して地域を盛り上げていきたい」とあいさつしました。
大会には県内JA女性部や関係者ら約330人が参加。2025年度から27年度までの基本方策案が発表されました。次期3か年計画「『あい♡』からはじまる『元気な地域』をみんなの力で」を活動の重点テーマに「助け合い」「学びあい」「育てあい」のもと、仲間づくりの取り組みや絆を深めていくとし、満場の拍手で採択されました。
活動体験発表では、JA高知県女性部幡多地区西土佐支部、同四万十地区立西支部、同長岡地区が発表。最優秀を受賞した立西支部の広田久子さんは「すずしろ会と共に40年」と題し農家の女性の学び場として誕生した「すずしろ会」の活動や、町内グループで結成した「みどり市」の取り組みの成果について発表しました。また、フレミズ活動“わたしの一歩”作文発表や生涯現役+1運動の取組報告も行われました。
講演ではITエバンジェリストの若宮正子さんが「つながり・絆があるとできることが増える」と題し、地域の仲間とのつながりや自分で考え行動することの重要性について話しました。