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ハウス新ショウガの出荷が最盛期を迎えました!

5月末ごろ、高知市春野町では、ハウス新ショウガの出荷がピークを迎えました。高知県内では産地をリレーして主に3月から9月頃まで収穫しており、5月下旬~7月下旬に収穫最盛期を迎え、県内のほか関東・関西など都市部を中心に出荷されています。3月に気温が上がった影響もあり、今年の品質は良好。JA高知県のJA春野生姜部会では例年並みの940トンの出荷を見込んでいます。

ハウス新ショウガは、定植から収穫まで土上げを4回程度行い、上に上にと伸ばすように栽培することで、繊維質が少なくマイルドな辛味に仕上がります。茎の付け根の赤色と根茎の白い部分との色のコントラストや、みずみずしいシャキシャキとした食感や豊かな香りが特徴で、生食としてサラダを始め、火を通して肉巻きや天ぷらなど、料理の主役にもなることができる野菜です。

同部会の生田幸孝部会長は「新ショウガは成形が難しく、傷まないように掘り抜くまで気が抜けない作物。今年はJAと共に宣伝活動を行い、県外の方にも知って貰う機会を増やしていきたい」と話しました。

同JA春野営農経済センター販売課の木戸純平課長補佐は新ショウガのPRについて「これからの1年、JA・部会がどんな活動をして消費拡大に繋げられるか勝負所。また、県内外問わず積極的に試食宣伝を行うほか、市場でフェアを開くなどして、更なる認知度向上を図っていく」と意欲を語りました。

同部会では、次作の最盛期に向け、定期的に現地検討会や目慣らし会を開き、引き続き収量UP・品質の向上に向け取り組んでいきます。