JA高知県、県などでつくる高知県園芸品販売拡大協議会は6月12日、10月にある「全国高校生花いけバトル四国大会」及び来年2月に開催される「高校生花いけバトル高知大会」に向け、練習会を行いました!この取り組みは、若い世代に高知県産の花に興味や親しみを持ってもらい、将来的な花の消費量の増加に繋げることを目指し、2019年度から始まりました。
「花いけバトル」に興味を持つ学生が県内5校より33人参加し、練習に励みました。
大会は同じ学校に通う高校生が2人1組でチームを組み、5分の制限時間内に即興で生け花を仕上げ、出来栄えを競います。
今回、練習に使う花材は同協議会が会場にユリ・グロリオサ・ダリア・ブルースターなど40種類以上も用意しました。
高知県立岡豊高等学校の岡田菜々さんは、「器が上品だったので、青色の花を基調とし落ち着いた色合いの作品に仕上げることができた」と作品を振り返ってくれました。
また、同校の石本桃香さんは、「次の練習会では今回使っていない器や細い流木も使い、自分のイメージに近づけていきたい」と意気込みを見せました。
講師として参加した金子生花店の濵田達也さんは、「練習を重ねるごとに長所や個性が伸び、成長が見えている」と学生らの作品を講評!
練習会に協力した花き生産者の高橋定章さんは「1人でも多く花を好きになってほしい」と期待しています。