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土佐田舎寿司で学生に食料支援

JA高知県女性部土佐香美地区の香我美支部と香北支部は4月22日、高知工科大学の香美キャンパスで開催された学生食料支援に「土佐田舎寿司」を提供しました。

これは、NPO法人地域サポートの会さわやか高知が県に働きかけ、新型コロナウイルスの影響で仕送りやアルバイトの収入が減った学生を支援するため、食料品を無償で配布しようと企画したもの。

当地区の2支部は、これに賛同したJA高知女性組織協議会から支援を受け、今回参加することとなりました。

 

お寿司には、ミョウガやリュウキュウ、タケノコ。コンニャク、シイタケなどを使用し、4つほど入ったものを100パック用意

また、地域の農産物であるゴーヤの佃煮を添えるなど、学生たちに喜んでもらえるよう工夫しました。

会場には約350人の学生が列をなし、配布開始わずか30分で全ての食料品の配布が終了しました。

会場でお寿司を受け取った学生は「アルバイトの収入が減ったなか、支援をいただいて本当に助かる。土佐田舎寿司も美味しそうで食べるのが楽しみ」と話しました。

同地区香我美支部の大庭静子部長は「今回の食料支援をきっかけに、高知の郷土料理である田舎寿司を知ってもらい、卒業後も思い出してもらえたら嬉しい」と話しました。