JAグループ高知は4月12日、「機能性表示食品『高知なす』」のお披露目会を高知市で開きました。
秦泉寺雅一組合長や信州大学の中村浩蔵准教授らが出席。血圧改善効果など機能性成分の研究経過や、今後の出荷販売について報道機関らに紹介しました。
お披露目会では、中村准教授が「ナス機能性研究の成果と今後の期待」を報告。JAグループ高知は、機能性を表示した新しい包装袋に切り替えていることを紹介。「機能性表示食品『高知なすフェア』」を関東エリアから地域ごとに始め、機能性を活かしてドラックストアなどの取引提案にも取り組んでいきます。
県域高知なす部会の清岡克弘会長は「高知なすのポテンシャルが実証されてうれしい。サプリメントやお菓子の材料など、今後の活躍の幅が広がる」と期待を寄せました。参加者は、安芸市施設園芸品消費拡大委員会メンバーの生産者「なすマダム」が作った「なすのたたき」も試食しました。
お披露目会終了後には、高知県の井上浩之副知事を訪問して同内容を報告。井上副知事は「食べ方の提案など県としてもプロモーションをすすめて、高知なすの生産拡大につなげていきたい」と話しました。