JA高知県とJAエナジーこうち は3月17日、
幡多郡黒潮町にある営農用の重油・灯油・軽油を貯蔵している西部第五中継基地で、
有事に備えた合同防災訓練を行いました。
海抜40mほどの場所に位置する同基地は、
黒潮町と四万十市の津波浸水域内の石油中継基地を集約・移転する形で2019年に建設され、
重油を200㎘、軽油と灯油をそれぞれ100㎘貯蔵することが可能となっています。
地震などの災害時には燃料供給基地としての役割を担い、
その貯蔵量の多さから同様の防災訓練を年2回行うことが定められており、
毎年秋季と春季に実施しているとのことです。
この日はJAやエナジーこうちの関係者ら5人が参加し、
消火器を用いた消火訓練に加え、
漏油などの緊急事態時の対処方法の見直しや備品配置場所の確認・点検を行いました。
訓練に参加した同JA購買事業本部自動車燃料課の堀内真さんは
「火災や油の漏洩のような緊急事態の際に各々が冷静かつ適切な対応をとることができるよう、
これからも有意義な訓練を実施していきたい」
と話しました。