幡多地区の宿毛支所管内で、秋冬ブロッコリーの収穫が最盛期を迎えています!
宿毛市で84アールを栽培する田村さん夫妻の圃場では、12月16日から収穫を開始。
大きな自然災害に見舞われることもなく、収穫のピークを迎えました。
収穫作業が本格化するこの時期は日中に収穫を行い、
夜間に箱詰めをするなど終日作業に追われます。
昨園芸年度は根こぶ病などの病害が発生してしまったという田村さん。
その反省を生かし、今作は木質バイオマス発電で木材を燃やしたあとに残る
草木灰を用いて土壌改良に力を注ぎました。
その成果か病害は激減し、順調な生育をみせています(^^♪
同圃場では、3月上旬頃まで収穫が続く見込みです。
田村さんは
「大風の被害もなく生育も安定していて、 納得のいく収穫ができている」
と胸を撫でおろします。
JA幡西営農センターの宮部慎也指導員は
「去年は雨が少なく予定通りに作業ができた。
12月は乾燥で生育が遅れたが、今年に入っての適度な降雨と暖冬により
品質、収量共に昨年以上を見込んでいる」
と話します。
同支所ブロッコリー部会では、
27戸の農家がおよそ12ヘクタールで作付けします。
同支所やさい集荷場には連日、平均2.4tほどのブロッコリーが持ち込まれ、
3月中旬まで出荷が続きます!