安芸地区果樹部は1月27日、東洋町や室戸市、安芸市で県内外産ポンカンの試食会を初めて開きました。
3支部から部員や関係者45人が参加。各産地の荷姿や食味を調査し、今後の生産出荷に反映していきます。
同部は、愛媛県や鹿児島県、県内の須崎市や土佐清水市など8産地と、同地区産「土佐よさこいポンカン」を用意。
段ボールの形状やデザインなどの荷姿、箱を開けた時の印象、果実の外観、食味を比較しました。
部員は「この箱はデザインが良い」「この産地は甘みとコクが素晴らしい」など意見を交わしながら、1箱ずつアンケートをとりました。
同地区産とも比較し、部員からは「安芸の箱は文字が見にくいので改善したい」「果実の外観や味は、他産地に負けていない」など評価しました。
同部の千光士尚史部長は「ポンカンは果樹部の主力品目。今日の試食会を、今後の栽培に活かしていきたい」と話しました。