地区・組織からのお知らせ

介助犬を知って広めて

JA高知県土長地区の共済普及課は12月8日、南国市の十市小学校の3年生54人を対象に

「ガンバレ!介助犬!JA共済はたらくワンワンランド」を開きました。

交通安全教育の一環として介助犬を紹介し、介助犬育成支援の輪を広げる取り組みです。

介助犬とは、手足に障害がある人の日常生活をサポートする補助犬の事です。

介助犬を必要とする人は、全国に15000人いるのに対し、正式認定犬は2020年10月1日現在57頭しかいないのが現状です。

当日は、日本介助犬協会の職員が盲導犬、聴導犬、介助犬のそれぞれの違いを説明。

県内では、介助犬の利用者が1人と少ないことを紹介し、絵本の読み聞かせや実演を行い、認知度向上に努めました。

  

実演会では、岡山県出身の藤原智貴さんと、相棒のダイキチくんが藤原さんの「テイク」の合図で名刺や1円玉を拾って渡して見せ、

子どもたちから「あんなに薄いのにすごい!」と歓声が沸きました。

サーフィン事故で車いす生活となった藤原さんは、たまたま病院で見かけた介助犬をきっかけに補助犬の存在を知り、体力的にも精神的にも支えになっている介助犬の存在の大きさを子どもたちに伝えました。

最後に、十市支所の山本修司支所長から介助犬をテーマにした絵本の寄贈も行われました。