高知県養豚協会と幡多地区畜産振興協議会、県畜産会は10月31日、
四万十市で高知県豚枝肉共進会を開催しました。
県豚枝肉共進会は肉豚の肥育技術の確立と枝肉の肉質向上、
また出品者、関係者の親睦を深めることを目的として2002年から毎年開かれています。
第19回目を数える今回は県内で生産された肉豚が雌雄合わせて118頭出品され、
7人の審査委員によって肉質や肉付き、脂質などを基準とした厳正な審査が行われました。
審査の結果、
去勢の部で最優秀賞を受賞した山本欣史さん(41)が見事グランドチャンピオンに輝き、
農林水産大臣賞を受賞しました!!
山本さんは「毎年、ただ美味しい豚を食べてもらいたいという思い一つで頑張っている。
自身2回目のグランドチャンピオン受賞だが、ここで満足せずさらに上を目指して精進していく」
と受賞の喜びと意気込みを語ります。
こちらは、グランドチャンピオンとなった山本さんが育てた豚のお肉です。
とても綺麗で美味しそうですね。改めて、命に感謝して頂かなければならないなと思いました。
県畜産試験場長で審査委員長を務めた豊田陽一さんは
「例年と比べ、今年は重量過多による格落ちが多い印象を受けた。
上位入賞した枝肉の品質に関してはどれも甲乙つけがたく、グランドチャンピオンの決定が難しかった」
と話します。