幡多地区の宿毛支所管内で試験栽培されているグリーンパパイア「改良2号」が、
もうすぐ初出荷を迎えます!!
同支所管内では、今年初めて試験栽培を開始。現在、約11人がハウスと露地で栽培に取り組んでいます。
そのうちの一人、田村磨利さん(62)は
14本のグリーンパパイアの果樹をハウスで栽培。
4月の中旬頃に定植した苗は順調に成長し、
大きいものでは、ひとつ650グラムほどの実ができています!
7月の長雨による水害や、赤ダニの被害が葉に見られるものの、品質は良好!
田村さんは
「栽培1年目ということで、何もかも手探りの状態。
他の農家さんと頻繁に意見交換をしながら、栽培管理に取り組んだ」と話します。
中でも特に留意したのが、摘果作業と潅水。
グリーンパパイアは比較的芽が出るのが早く、
栄養が分散するのを避けるため一週間から10日ごとに摘果作業を行うといいます。
田村さんは、栽培初年度の今年は250㎏ほどの出荷を目指し、
残り少なくなった収穫開始までの期間も害虫防除や追肥など余念がありません!
このまま順調に成長すれば9月中旬ごろから収穫が始まり、
霜が降り始める11月上旬頃まで続く見込みです。
グリーンパパイアはサラダなどに入れて食べられるほか、炒め物や煮物の材料にもなります。