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女性部員が“土佐の料理伝承人”郷土料理伝える

安芸地区園芸女性部は2月8日、高知市で開かれた郷土料理伝承講座に「土佐の料理伝承人」 として参加。県内の消費者ら28人に、管内の特産であるナスの味わい方を披露しました。

 

参加者は、「米ナスのたたき」「ナスの豚肉巻き」「ナスとシシトウのしょうゆ煮」などを調理。部員からナスの切り方や揚げ加減など細かい工程を教わりながら、料理を仕上げました。

 

参加者は「子どもへ郷土料理を教えたくて参加した」「ナス料理のレパートリーが増えて嬉しい」などと喜んでいました。同園芸女性部の渡辺るり部長は「消費者と交流できる貴重な機会。みんなで教えながら楽しんで調理できた」と話していました。

 

同講座は、県内の各地域で郷土料理に卓越した知識・技術等を有し、伝承活動に取り組む「土佐の料理伝承人」が講師を務めます。県農業振興部農産物マーケティング戦略課の前田淑課長補佐は「講座で学んだことを家族や地域の人に広げてもらい、料理伝承人の味や技を継ぐ存在になってほしい」と期待を寄せます。