黒潮町農業委員会は１２月２０日、同町立三浦小学校で地産地消の巻きずしなどを作りました。全校児童４４人が「せーの！」の掛け声で一斉に巻き、１８ｍ７０㎝の長い巻きずしが完成しました。

同農業委員会は１０年以上前から、１年に３校ずつ町内の全小学校児童の食育を目的に、地産地消の料理作りをしています。毎回、女性部幡多地区大方支部の部員が協力し、巻きずしの他、野菜サラダやサツマイモの茶巾しぼり、豚汁なども作ります。

この日は三浦小学校５，６年生２０人が、農業委員と女性部員から料理の作り方を習って調理。全校児童が一列に並び、酢めしを伸ばしてゴボウやニンジン、キュウリなどの具材を載せて巻きました。

児童は「成功するかドキドキした」「具がバラバラにならないように巻くことが難しかった」と話しました。

同農業委員会は今年度、１月１６日に田ノ口小学校、２月３日に南郷小学校でも食育を予定しています。