宿毛市内の若手農家で構成する宿毛4Hクラブは11月27日、同市立小筑紫小学校の4、5年生を対象に、出前授業を開きました。児童に米の理解を深めてもらおうと、クイズを交えて米の生育から流通、田んぼの役割までを詳しく説明し、ポン菓子作りも実演しました。
同クラブの羽賀大透会長が、田んぼと苗の準備から稲刈りまでの流れや、機械化によって田植えや稲刈りにかかる労力が減ったこと、田んぼは洪水を防ぎ、空気をきれいにしていることなどを紹介しました。
ポン菓子の実演では、大きな音に全員びっくり。出来上がったポン菓子は袋に詰めました。
同クラブは食農教育を通じた地域貢献活動として、今年度は11月14日に同市立松田川小学校でミョウガの出前授業も開きました。毎回、会員の農家が講師を務めています。
農家の顔をより多くの人に知ってもらおうと、地域住民向けにもイベント「すくも青空フェスタ」を開いています。今年度は来年3月15日に開催予定です。