女性部幡多地区は１０月２５日、伝統料理の継承を目的に、四万十市の同地区本部で初めて、伝統料理の試食会を開きました。リュウキュウの酢の物やイタドリの炒め煮、サツマイモの天ぷらなど、地域で食べることが多い料理１２品を並べ、来場者に振る舞いました。

【部員（右）が調理法もアピール】　　　　　　【たくさん並んだ伝統料理の試食会】

西土佐や中村、大方など７支部が１～３品を調理しました。それぞれの料理のレシピも用意し、調理法もアピール。部員は「おいしいので食べて」「おかわりもどうぞ」などと来場者に勧めました。

【朝早くから調理する部員の皆さん】　　　　　【お弁当におかずを詰めてみました】

黒潮町から来場した女性は「どれも口に合いました。イタドリの漬け方や保存方法を教えてもらえて良かったです」などと喜んでいました。

JA高知県幡多地区は、２０２１年に移転オープンするJAグリーンはた中村店の調理場で、同店への出荷物を使って総菜を作るグループを募集しています。女性部による伝統料理の販売にも期待を寄せています。