JA高知女性組織協議会は2月20日、南国市で第17回高知県JA女性セミナーを開きました。JA女性組織の活動成果を持ち寄り相互に学び合い課題を共有するとともに、組織間の連携と活性化を図ることが目的です。JA女性組織活動体験発表や講演などが行われ、女性部員やJA職員など約170人が参加しました。
同協議会の宮地幸会長は「私たちの声をJA運動に反映するために、何度も繰り返し勉強して、これからの皆様の活動のヒントにしていただきたい」とあいさつしました。
JA女性組織活動体験発表では3組織が発表し、JA高知県女性部春野地区弘岡下支部の甲藤繁子支部長が最優秀に選ばれました。甲藤支部長は「未来へつなぐノート」と題し、代々受け継がれてきた女性部活動を記した5冊のノートやフレッシュミズ部会との活動を紹介。「先人たちの知恵やJAに対する想いなどを昭和から令和まで受け継いできたノートのように、次の世代に繋げることが女性部活動」だと発表しました。
そのほか昨年の中国四国地区のJA青年大会で行われた「JA青年の主張」をJA高知県れいほく本部土佐町支部の宮本智貴さんが発表。全中JA改革・組織基盤対策部 女性組織対策室の堀田亜里子さんの「JA女性組織のバトンをつなぐ~今、私たちにできること」と題した講演や、高知県の仲間づくりの取り組みとして実施した「生涯現役+1運動」の結果を発表。今年度は152名の新規加入があった。また、新規加入者および紹介者には、創立70周年記念大会時にフレッシュミズが考えたデザイン入りボトルをプレゼントしました。同日はフードドライブも行われました。