青壮年部春野本部は8月29日、春野町内の5カ所で、耕作放棄地の除草作業に取り組みました。延べ28人の部員が参加し、草が生い茂った畑など約50アールを除草しました。
高齢化による離農や担い手不足により、同町の耕作放棄地や不作付地が増加したことから、組合員の要望を受けて始まった「耕作放棄地対策事業」の一環。有害鳥獣や病害虫の温床となる耕作放棄地を解消し、農地に復元するもので、有料で作業を請け負い今年で9年目です。6月に案内文書を配布し、地域住民に利用を呼び掛けました。
部員らは刈り払い機でふちの草を刈り、除草用機械「フレームモア」で背丈より高く伸びた草木や絡み付いたツタを刈りました。参加した部員の石田健輔さんは「放棄地は目立って増えている。解消には地域の協力も必要」と話しました。